HONDA CBR600RR PC40 インプレッション Vol.1

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今回は、スズキのGSR600とCBR600RRで迷いましたが

結局、昔からの憧れであるCBR600RRに

思い切って手を出してみました。

価格的にはGSR600より遙かに高いですが

憧れパワーで目を瞑りました。

どっちが速いかと言えば、直線なら間違いなくGSR600でしょう。

GSR600は逆輸入車なのに対して

今回のCBR600RRは国内仕様なのでエンジンパワーでは

逆輸入車のGSR600(98PS)には及びません。

今回、CBR600RRのオーナーになって一番感動したのは

やっぱり旋回性能ですね。

大概の大型バイクは、その気になって

体重をかけないと傾いてくれないのに

このCBR600は、250ccのバイクとなんら変わることなく

スーッと曲がってくれます。

しかも車体の重量バランスも良いので

ついついその気になって攻めたくなります。

 

CBR600RRは、見た目とは違って

その性格は意外にカジュアルです。

スーパースポーツは、前傾姿勢で足つきが悪く

低回転域でのエンジントルクが細くて

全てにおいて街乗りでは、扱いにくい印象がありますが

国内仕様のCBR600RRは、SSのネガな部分を

出来るだけ感じさせないように作られています。

もちろん普通のネイキッドに比べれば

明らかに前傾姿勢ですが

他のSSのバイクと比べたら断然楽だし

ちゃんと足でニーグリップをして

タンクにお腹を乗せて走れば腕を休めることが出来ます。

このバイクに合わせて乗り方を変えてやれば

なんとか耐えることが出来る感じです。

 

CBR1000RRと比べると・・

同じ性格のCBR1000RRも気になる所だけど

エンジン的にはCBR600と同じ性格で

典型的な高回転型のエンジンですね。

なにより、CBR1000は速すぎて街中では

エンジンを回せなかったです。

CBR600の9000回転あたりの加速感を

CBR1000なら5000回転も回すことなく

味わえる感じですね。

国内仕様のCBR600でも

日本の道路を走るには十分すぎるほど

オーバースペックだけど、CBR1000よりかは

かなりマシって感じです。

どっちにしてもレッドゾーンまでエンジンを回すには

道を選ぶ事になります。

足つき性は、1000も600も同じシート高だけど

1000の方がボディが太い分、足つき性が悪くなります。

CBR1000RRにしろ600にしろ

日本の公道では国内仕様で十分ですね。

サーキットを走るのが目的なら逆輸入車を買うべきだと思います。

 

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