HONDA CBR250RR スパークプラグの交換 Vol.2 |
とりあえず左側から交換していくので プラグキャップを外して邪魔にならない所に避けておきます。 |
今回使う工具は14ミリのディープソケットと エクステンションバーです。 一般的なバイクでは16ミリのプラグレンチを使いますが CBR250RRのプラグはネジ経が小さいので使えません。 普通の14ミリのディープソケットでは プラグを抜き取れないんじゃないの? と思われるかもしれませんが何の問題もないので ほとんど使う事のない高価な14ミリのプラグレンチを わざわざ買う必要はありませんよ。 |
ディープソケットと70ミリのエクステンションバーだと このくらいの高さになります。 これでも十分作業は出来ますが 左側は障害物が多いので もうちょっと高さがあった方が作業がしやすいですね。 |
適当な変換ソケットを使って高さを稼ぎました。 プラグはラチェットハンドルで少し緩めれば 後は手で直接工具を回してプラグが取れる状態にします。 |
プラグが完全に緩んだらプラグキャップを差し込んで スパークプラグを回収します。 新しいスパークプラグをプラグホールに入れる時は なるべく奧でそーっとプラグを離せば問題ありませんが プラグキャップを使って新しいプラグをセットする場合は プラグキャップを少し捻る事でプラグをネジ穴に引っかけて プラグキャップを抜きます。 |
再び14ミリのディープソケットとエクステンションバーを使い 手で直接回してプラグを締められる所まで締めておきます。 |
最後にラチェットハンドルを使って締め込みます。 メーカー指定の締め付け量は1/4回転(90度)です。 ちなみにプラグを再利用する場合は ガスケットが潰れている状態なので 1/12回転(30度)だけ締め込みます。 後はしっかりプラグキャップを差し込めば 片側の作業は終了です。 |
もう片方も同じやり方でプラグを交換します。 エクステンションバーは14ミリ前後の長さの物が CBR250RRには使いやすいですね。 |
実際にルテニウムのmotoDXプラグを試してみましたが とにかく始動性がかなり良くなった印象でした。 そもそも純正プラグでも始動性は十分に良いのですが さらに良くなったように思います。 でもこれはmotoDXプラグの能力ではなく 中心電極の突き出し量が増えた為だと思われます。 特に7000回転以下の領域では レスポンスやトルクが増したのを体感できるのですが 高回転域でのフィーリングは 特に純正プラグとほぼ同じフィーリングというか motoDXプラグの外側電極が細くはなったのですが 純正プラグよりも大きく飛び出しているので 相殺されている感じがしますね。 なので総合的に見ると 始動性と低~中回転域の加速フィーリングが向上したと思います。 何より純正のイリジウムプラグでは 3000Km~5000Kmが推奨の交換サイクルですが motoDXプラグでは8000Km~10000Kmに伸びた事は プラグ交換の作業がめんどくさい CBR250RRにとっては大きいメリットですね。 |
Vol.1 > Vol.2 |