HONDA CBR250RR 空気圧監視モニターの取付 Vol.2 |
それでは空気圧監視モニターを車体に取り付けますよ。 まずはホイールのエアバルブのキャップを外して ロックナットを通します。 |
センサーを取り付けてロックナットを戻して センサーを強固に固定します。 空気を入れる度にロックナットを外すのがめんどくさい場合は ロックナット無しでも問題なさそうなんですが センサーが飛んでいったらまた買い直さないといけないので 工具を使わずにロックナットを締める程度は 最低でもやっておいた方が良いですね。 Fのセンサーをフロントに、Rをリアに取り付けます。 |
それではモニターを車体に取り付けますが モニターの裏にはカメラと同じ規格の 1/4インチのネジ穴があります。 |
CBR250RRで付属のマウントを使うなら アクセサリーバーに固定する必要がありますね。 |
後は普通にネジを固定するとこんな感じで固定出来ます。 モニターは内蔵バッテリーにて動作するので 充電するにはUSB端子を使って車体と接続するか 家に持って帰って充電する必要がありますね。 電源は振動を感知すると自動で起動しますよ。 |
次は付属のマウントを使わずに ダイレクトに車体に取り付けてみますよ。 まずはカメラ用に売っている エツミのネジ付きシュー(E-6283)を モニターの裏に取り付けました。 このシューは樹脂製なので非常に軽量です。 そしてシューの底の部分に両面テープを取り付けました。 この両面テープは固定の為でもありますし 車体にキズを付けない為のクッションとして機能させます。 |
モニターはトップブリッジに貼り付けました。 そして2本の結束バンドをシューの両脇に通して シューのネジを締め込めばガチガチに固定出来ますよ。 |
こんな感じに仕上がりました。 |
それでは実際に空気圧監視モニターを使ってみますよ。 空気圧は指定の2.0BAR(2.0Kg・200KPa) にしました。 空気圧センサーの精度は 普段使っているBALのタイヤゲージとほぼ同じでした。 冬なので空気の温度が低いですね。 それでは実験をやってみます。 加速とブレーキングを交互に極端にやってみて トラクションによって後輪が暖まるのと フロントブレーキによって前輪が暖まるのは どちらが先に暖まるでしょうか・・やってみますよ。 |
20分ほど走行した結果、こんな感じになりました。 明らかに後輪の方が先に暖まっていますね。 理由としては前輪には 冬の冷たい風圧に晒されるからだと思われます。 後輪には風が当たりにくいので暖まりやすいようです。 つまり、前輪を適正温度に乗せたとしても 冬だとすぐに冷えてしまいますよ。 反応としては先に空気圧が上がって 追いつくように空気の温度が上がる感じでした。 正直、外気温とタイヤの温まり方が 頭でイメージ出来るようになれば このような装置は必要な無い訳なので この装置を使って実際にリアルタイムで タイヤの状態をモニタリングし その状況を自分の経験値にする事で このような装置が無くてもタイヤの温度を想像出来たり タイヤを上手く温めたりする技術を 手に入れる事が最終目的だと思います。 |
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