HONDA CBR250RR マフラーの消音化 Vol.3 |
リベットが固定してあった穴は4ミリなので 単品で売られているバッフルを固定する為に穴を5ミリに広げます。 5ミリのキリとドリルを使って穴を広げます。 すでに4ミリの穴が空いているので ほんの1~2秒でキリが通りますよ。 バッフルの穴もついでに5ミリに広げておきます。 |
ビームスマフラー標準のバッフルの外径は58.5ミリです。 それより外径の小さいバッフルだと隙間が空くので 排気音は汚くなりますが使えます。 |
まずはデイトナのバッフルを固定してみました。 デイトナのバッフルは内径が20パイなので 単品販売しているバッフルの中でももっとも口径が小さく 消音効果を期待出来ますが 外径が57.5パイなので隙間から漏れた排気音が聞こえるので 音はあまり美しくないですね。 ちなみにマフラーとの隙間を気軽に埋めるにはバッフルに 耐熱アルミテープを数周巻くと埋められますよ。 ただ、マフラーとの間で隙間が出来る事で 素手で簡単にバッフルを外せる所は良いですね。 ちなみにM5×10のボルトを使ってバッフルを固定しています。 排気音のサンプル(ビームスマフラー純正バッフル) 排気音のサンプル(ビームスマフラー:デイトナバッフル) ビームスマフラーの純正バッフルと比べて アイドリングの排気音量は約1.5dBほど減少しています。 |
次はNプロジェクトのバッフルを固定してみました。 内径は23パイで外径が57.5パイです。 あえて逆にバッフルを取り付ける事で マフラーエンド部分との排気干渉を避けられるので 消音効果を得られて尚且つ排気音も綺麗になります。 とにかく口径を絞る事で低音域が小さくなるので 音量があったとしても響かないんです。 排気音のサンプル(ビームスマフラー純正バッフル) 排気音のサンプル(ビームスマフラー:Nプロジェクトバッフル) |
Nプロジェクトのバッフルに似ていますが こちらは南海部品のオリジナルのバッフルで 内径は22パイなんですが中にあるパイプを外すと25パイになり 2段階で音量を選べる仕様になっています。 ちなみにブラックに塗装された仕様もありますよ。 サイズが豊富なので様々なマフラーに対応出来ます。 ちなみに私は普段このバッフルを使っていて アクセルオフするともうほぼほぼ無音で 純正マフラーよりも圧倒的に静かです。 高回転域では純正マフラーより遅くなりますが 低回転域ではトルクが分厚くなるので 街中では非常に走りやすいです。 |
もちろん元々付いていたバッフルも固定出来ますよ。 ただ、サイズがカツカツなので素手では外せません。 取り外しにはプライヤーとハンマーを使うか スプリングテンションツールで外します。 固定にはM5×10のボルトとM5のナットを使い さらにM5のスプリングワッシャーを使えば 振動でナットが外れにくくなるので安心ですね。
政府認証(JMCA)以外のマフラーだと バッフルを付けていたとしてもそこそこうるさいので サイレンサーの中に消音材の詰め物を入れないと 静かにはなりませんが 政府認証(JMCA)だとバッフルの口径を絞るだけで簡単に ノーマルマフラー以上の静かなマフラーになります。 |