今回はCBR250RR専用のスロットルスリーブダンパーを制作します。

CBR250RRにはスロットルバイワイヤが採用されているので

スロットルスリーブにはワイヤーが無く

今までの方法ではスロットルスリーブの遊び調整が出来ません。

しかも、ワイヤーのしなりのようなものがないので

スロットルを戻した時にカチャカチャした安っぽい感じがしますよね。

そこでスロットルスリーブダンパーを取り付ける事で

スロットルスリーブの遊びをゼロにするのと同時に

スロットルを戻した時の衝撃を吸収する構造にしてみたいと思います。

スロットルスリーブダンパーの素材は

3ミリ厚のゴム板で作ります。

スポンジのような柔らかいゴムより硬めのゴムの方が理想的です。

とりあえずゴム板から縦8mm×横3mmを切り出しておきます。

縦は車体側に合わせて切り取るので

大きめに切り出しています。

この横の3ミリの長さでスロットルスリーブの遊びを埋めるのですが

使っていくうちにゴムが少し潰れて小さくなるので

横幅は4ミリくらいあっても良いかもですね。

もしかしたら個体差によってはスロットルスリーブの遊び量が

違う可能性があるかもしれないので

各々で長さの調整をした方が良いですね。

それでは車体側に取付作業を行います。

スロットル側のスイッチボックスの裏にある

プラスネジを2本外しておきます。

ブレーキレバーが邪魔なので

ブレーキレバーホルダーの六角ボルト（8ミリ）を外します。

外したブレーキ一式はタオルやウエス等を敷いてから

カウルかハンドルバーに置いておきます。

とにかくカウルに物を落とさないように気をつけます。

スイッチボックスのカバーを外します。

本体側には用がないのでこのまま放置しておきます。