CB650R E-Clutch USB電源の取付 Vol.1 |
今回はCB650RにUSB電源を取り付ける作業です。 CB650R(CBR650R)にはシート下にUSB電源を設置する ホンダ純正アクセサリーがありますが 今回はより使いやすくする為に ハンドルまわりにUSB電源を取り付けます。 今回用意したアイテムは デイトナのUSB電源(99502)で ブレーキスイッチに取り付ける1ポートのタイプAなんですが タイプCでも2ポートでも取付方法は同じなので 好みのUSB電源を用意して下さい。 |
デイトナのUSB電源には大きく分けて2つのタイプがあり バッテリーに直接接続するタイプと ブレーキスイッチに取り付けるタイプがありますが 一応、両方の取付方法を載せています。 今回は車体のACC電源を使ってUSB電源を接続するので 最初からギボシ端子が取り付けてある ブレーキスイッチに取り付けるタイプの方が どちらかといえば作業が簡単ですね。 ちなみにブレーキスイッチに取り付けるタイプには ↑の3本の延長ケーブルも付属しているので ハンドルからバッテリーまで届きます。 |
そしてこれがバッテリーに直で繋げるタイプのUSB電源で 左側のUSB電源ソケットと右の丸型端子の中間に コネクターがあるので2分割に出来るようになっています。 まずはこのUSB電源の丸型端子部分をギボシ端子に変更して 車体のACC電源と繋げられるようにしますよ。 作業の説明では中間部分にあるコネクター部分を切り落として ギボシ端子を取り付けていますが 半分の長さだとハンドルからバッテリーまで届かなかったので 右端にある丸型端子の所を切り落とすと 余裕でバッテリーまで届きました。 作業的にも丸型端子の所を切り落とす方が簡単ですね。 |
それでは端子を変更する作業を行いますが USB電源の中間部分にあるコネクターの根元をカットしました。 ただ、それだけだと銅線部分のケーブルが短すぎて ギボシ端子のスリーブを取り付けられないので 外側の黒い被服もニッパーでカットしました。 ちなみに末端の丸型端子をギボシ端子に変更する場合は 丸型端子の根元をカットするだけで済みますよ。 |
電工ペンチのワイヤーストリッパー部分を使って プラスマイナス両方の末端の被覆を4~5ミリほど剥きます。 |
銅線部分がバラバラにならないように 束ねるように指で軽く捻ってからギボシ端子のスリーブを通します。 今回はプラスマイナス両方とも オスのギボシ端子を取り付けるので短い方のスリーブを通します。 |
電工ペンチを使ってギボシ端子の2ヶ所を圧着しますが 銅線部分と被覆部分の2ヶ所を圧着します。 |
これで末端がギボシ端子のUSB電源に変わりましたが・・ この長さだとハンドルからバッテリーまでは届きませんでした。 ちなみにACC電源と接続する時に 電源取り出しコネクターを使う場合は このようにオスオスのギボシ端子を取り付けますが デイトナのDユニットと接続する場合は 黒のマイナス側だけメスのギボシ端子を取り付けます。 |
次はブレーキスイッチに取り付けるタイプのUSB電源で 作業を行いますが 上のバッテリーに繋ぐタイプのUSB電源と比べると 被覆が保護されてい所が短所ですね。 |
なので、3mm程度のコルゲートチューブに通せば 簡単にケーブルを保護する事が出来ます。 |
マイナス側はY型端子なので フレームに繋がっているボルトに共締めすれば良いだけですが プラスマイナス共に電源取り出しコネクターや Dユニットに接続したい場合は端子の変更を行います。 |
作業は先ほどと同じでY型端子の根元を切り落として 被覆を剥き、スリーブを通して端子を固定します。 今回はメスのギボシ端子を固定するのでスリーブが長いです。 |
これでデイトナのDユニットに ダイレクトに接続出来るようになりました。 |
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