HONDA CB250R エキゾーストパイプの交換 Vol.3

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CB250Rガスケット

次はサイレンサー部分を取り付けるので

予めガスケットを抜いておきます。

結構硬く固定されていて尚且つガスケット自体はもろいので

無傷で抜き取るにはなかなか大変ですが

破壊するつもりで抜き取るなら簡単です。

ガスケットのカスがマフラー内に入らないように気を付けます。

 

後はエキパイにサイレンサー部分をダイレクトに刺して

逆の手順でサイレンサーを固定するだけなのですが

ガスケットを使わないという事で

そのままマフラーのバンドだけで固定すると

矢印の切れ目から排ガスが漏れます。

 

今回取り付ける社外品のマフラーでも

ここに切れ目があるので・・

 

通常では液体ガスケットを付けて固定するのですが

今回はお手軽に耐熱アルミテープを使い

切れ目を覆うように2周ほど巻きました。

 

あとは普通にジョイントバンドを締めると

いけそうな気がしましたが

今度はこのパイプ同士を繋いだ隙間から排ガスが漏れました。

 

なのでパイプのつなぎ目の所にも

耐熱アルミテープを2周ほど巻いてからバンドを締めました。

 

耐熱アルミテープの粘着力はいずれは熱でダメになるので

つなぎ目の先にもステンバンドを巻きました。

 

見た目を良くする為にカッターナイフをバンドに沿って

軽く切り目を入れて、はみ出した部分を除去しました。

これで排ガス漏れは完全に防げました。

 

後はマフラー全体のボルトナットを本締めすれば作業終了です。

エキパイ根元のナットは左右で均等に少しずつ締めていきます。

締め付けトルクは27N-m程度です。

 
CB250Rパワーボックスパイプ

O2センサーのケーブルを固定し直すのと

アンダーカバーを元に戻すのを忘れずに・・

 
CB250Rフルエキゾーストシステム

という事で、LCIのCRF250(MD44)用のマフラーと

SP忠男のパワーボックスパイプの

フルエキゾーストシステムが完成しました。

ちなみにLCIのマフラーは本来、純正のエキパイに

ガスケット無しで差し込む口径なので

太めに作られているSP忠男のパワーボックスパイプを

取り付ける事が出来ませんが

マフラーを注文する時の備考欄に中間パイプを

43.5パイ(ガスケットを使って純正エキパイに接続する口径)

に拡大させる加工をしてもらうように書き込むと対応して貰えます。

 
CB250Rフルエキ仕様

車体全体だとこんな仕上がりになりました。

SP忠男名物のチャンバーは

アンダーカバーによって見えなくなりますが

低回転域から4500回転あたりのトルクが

豊かになったような気がしないでもないのですが

そんな事よりもこのフルエキゾーストの

美しい見た目が何より気分が良いですね。

 

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