次はエキパイを固定しているボルト類を外していきます。

まずはエキパイ根元にある2本のナットを

外れる一歩手前まで緩めておきます。

ここのナットを外したり取り付けたりするのに

ベストな工具は一般的な75ミリのエクステンションバーに

12ミリのディープソケットを付けると良い感じの取り回しになります。

純正よりも太い社外品のエキパイを付ける時は

工具との隙間はさらに狭くなりますよ。

次はエキパイのセンターあたりにボルトと裏側にナットがあるので

ボルトを押さえながら裏側のナットを外します。

ゴムがエキパイのブラケットに固着している可能性があるので

なかなか外れない事がありますよ。

仕上げにエキパイを支えながら

緩めておいたエキパイ根元のナットを2本素手で外して

エキパイを車体から外します。

エキパイのガスケットを新品に交換する場合は外しておきます。

固着して硬い場合は内張外しや

マイナスドライバーを使って外します。

取り付ける新しいエキパイの先端に

新品のガスケットを乗せてそーっとエンジンまで持っていき・・

とりあえず左右のナットを緩く仮止めしておきます。

ちなみにステンレス製のエキパイに素手で触ると

油分が焼けて汚くなるので必ず手袋や軍手を使って下さい。

センター部分もとりあえず仮止め程度に

ボルトナットを締めておきます。

O2センサーを新しいエキパイに固定し直します。

締め付けトルクは25N-mです。

手抜きをしてO2センサーのソケットが車体に繋がった状態だと

予め時計回りに数周グルグルと捻ってからエキパイに取り付け

固定出来た時に丁度捻りが無くなるように固定します。