HONDA CB1300SF 純正マフラーの静音化 Vol.2 |
次はバッフルの取外し作業を行います。 あまりにもバッフルがカツカツサイズなので イモネジを外したとしてもビクともしませんよ。 という事で今回は板金屋さん御用達の スライドハンマーのような物を自作しました。 M6×200のすん切りボルトの先端に セレート無しのM6フランジナットを取り付け バッフルの内側に引っかけられるようにしています。 手元にM6の出来るだけ広い幅30mm以上の 幅広ワッシャーを固定し 手前に向かってゴムハンマーで叩けるようにしています。 ワッシャーの固定等は全てM6のフランジナットを使っていますが 手で持つ取って部分には M6×30以上の高ナットを取り付けています。 スライドハンマーのようにオモリを付けてスライドさせるよりも ゴムハンマーで叩いた方が構造がシンプルで 作業も早かったです。 |
それではバッフルを外しますが まずは2箇所にあるイモネジを外します。 くれぐれもマフラーの中にイモネジを落とさないように 外れる寸前の時には慎重に作業を行います。 |
イモネジを外した2箇所のネジ穴から シリコンスプレーか556等の潤滑剤を吹き付けます。 |
自作したスライドハンマーのフランジナットを バッフルの内側に引っかけます。 写真のようにセレート(ギザギザ)が付いた フランジナットだとバッフルがボロボロになるので 必ずセレート無しのフランジナットを使います。 |
あとは手前に向かって幅広ワッシャーを ゴムハンマーでトントン叩くだけですが バッフルの上下交互にフランジナットを引っかけて なるべくバッフルが傾かないように 水平を保ちながら叩いて抜き取ります。 潤滑剤さえ隙間に浸透すれば さほど力を入れてハンマーを叩かなくても抜けますよ。 |