バイク試乗記 HONDA LEAD125 Vol.3

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乗り心地と運転のしやすさ・・

乗ってすぐに感じたのは「硬さ」と「足つき性の悪さ」でした。

もちろんアドレスV125と比べてですね。

まず、乗り心地としての硬さは、サスペンションの硬さよりも

シートのクッション材の硬さの影響が大きく

やはりシート下のラゲッジスペースにヘルメットを2個入れる為に

かなり無理をしたのか、シートのクッションが薄く

その薄さを補う為に、硬めのクッション材が使われていますね。

元々リード125の方がアドレスよりシート高が高いのですが

べちゃっと潰れる感じのするアドレスV125の

柔らかいシートと比べて、リードは硬くシャキっとしているので

シートの角が潰れにくく、それが余計に足つき性を悪くしていますね。

足つき性に関しては、軽い車体なので

男性が乗る場合、無視しても良いレベルなんですが

身長の低い女性や、お年寄りが50ccからステップアップして

乗る場合は、この足つき性は結構きついんじゃないでしょうか・・

 

ブレーキ性能・・

見た目はいかにも止まりそうなブレーキですが

まあ、このクラスの標準といった感じで似たり寄ったりな感じですね。

このブレーキローターは正直、カッコイイです。

 

サスペンション・・

アドレスV125より若干硬めで、スポーティな設定ですね。

重量はアドレスより重いのですが

このサスペンションのおかげで

コーナーリングにキビキビ感がありますね。

 

2015 リード125の総評・・

リード125を一言で言うと「俺の125ccスクーター」ですね。

男性が心ときめくようなデザインが至る所にちりばめられていて

見た目から、もうアドレスV125を圧倒していると思いました。

乗り味にしても、アドレスより硬派で

よりスポーティに走れると思います。

逆に、か弱い女性に勧めるならやっぱり

アドレスV125の方が圧倒的に乗りやすいと思います。

なにより細かい心使いのあるユーティリティ面が気に入ったので

次の自転車代わりバイクの候補として

かなり有力なバイクだと思いました。

 

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