SUZUKI スウィッシュ クラッチスプリングの交換 Vol.3

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スウィッシュクラッチアウターの脱着

次はクラッチアウターの中心にあるナット(17ミリ)を外します。

先ほどのドライブフェイスと全く同じやり方でナットを外し

そのままクラッチアウターを手前に抜き取ります。

ちなみに取付時の締め付けトルクは55N-mです。

 
スウィッシュ純正クラッチアウター

クラッチアウターの内側にはクラッチシューの削れカスが

貯まっているのでブレーキクリーナーで清掃しておきます。

 

クラッチアウターが外れるとこんな感じです。

ここから作業が枝分かれするので

先にドライブベルトの交換作業を説明しておきます。

 
スウィッシュ純正ドリブンフェイス

そのままクラッチと裏にあるドリブンプーリーを

まとめて手前にスライドさせると一式が外れます。

そのままドライブベルトも簡単に外れるので交換します。

 
スウィッシュドライブベルト交換

両手でドリブンプーリーを握ってスプリングを縮め

プーリーの隙間を開いていきます。

新しいドライブベルトを

出来るだけドリブンプーリーの深い位置に沈み込ませます。

ドライブベルトには回転方向を指示する矢印が書いていてあるので

取り付ける時に確認して下さい。

後はそのまま車体に戻して逆の手順で元に戻すだけです。

 

少し前に戻ってクラッチを分解する場合は

センターにある薄いクラッチナットを2週分くらいだけ緩めます。

完全にナットを外してしまうと怪我をする恐れがあるので

絶対に外さないで下さい。

クラッチアウターと同じように

左側からユニバーサルホルダーを使って

無数に空いている穴の中でも

出来るだけ外側の穴に引っ掛けて

34ミリの工具でナットを緩めます。

 

ちなみに36ミリの6角ソケットでも代用が出来ます。

12角のソケットでは試していませんが

なんだか嘗めそうで怖いですね。

 
スウィッシュ純正ドリブンフェイス

クラッチナットを緩めたら

クラッチユニットごと手前に抜き取りドライブベルトを外します。

 

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