NISSAN S15 SILVIA エンジン系 Vol.5
SARD R2D2 ブローオフバルブ
社外品のブローオフバルブを使ってみました。
もちろんこっちは、最初から穴なんて空いてなく
硬いゴムの弁で完全密封状態でした。
大気解放型なので若干ですが
アクセルレスポンスが上がります。
気になる音質は、「パスーッ」って感じですね。
ブーストを１㎏ほどかけると、やばいくらいの音量がでます。
では、細かく音の説明をしたいと思います。
ブースト０㎏前後：バックタービン音の「ピュルピュルピュル・・」
（スプリングの力が空気の圧力より勝ってバルブが開かない状態）
０．３㎏前後：「ピュルピュルパスーーッ」
（スプリングが少しの間踏ん張るが
耐えきれずバルブが開く状態）
０．６㎏前後：「パスーーッ」
（圧力がかかった瞬間にバルブが開く状態）
０．９㎏前後：「パシシーッ」
（高い圧力で大きくバルブが開く状態）
しかし、この設定だとアクセルオフ時に
マフラーから「パンッ」という音が頻繁に起こるようになります。
エンストする場合は、頭のてっぺんにあるイモネジを締めて
バルブのストローク量を調整することで防ぐことができます。
標準のイモネジでは
締め付ける量が限られているので
ホームセンターで売っている
標準のイモネジより5ミリほど長いイモネジに
交換すると調整幅が広くなります。
試しにイモネジを思いっきり締め付けて走ると
ブースト1kgの時でも大気解放せずに
バックタービンの音が聞こえてきました。
アクセルオフの時の「パンッ」も少しマシになりますよ。
締めすぎよりも問題なのは、イモネジの緩め過ぎです。
アクセルを全開にすると、吸気の圧力でバルブが開き
エアーが漏れます。
アクセルを踏んだときに「シーッ」っという強い吸気音が
聞こえたら緩めすぎです。