Mazda ND ロードスター タイヤの選定 Vol.1

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ここでは、NDロードスターをサーキット以外で走らせるのに

最適なタイヤを模索します。

サーキットでは、ドライグリップ力が全てですが

市街地や山道では、軽さやレスポンスを重視した

タイヤを選びたいですね。

私が個人的に公道において最低限必要とするドライグリップ力は

1速で全開加速をした時に駆動輪が滑らない事です。

ちなみにNDロードスターでは175幅のエコタイヤでも滑りませんでした。

 
ADVAN Sport V105

ヨコハマ ADVAN Sport V105

まずはNDロードスターの純正タイヤから見ていきます。

うわ~、最初っからアドバンタイヤ履いてるよ~

すげ~ やる気まんまだな~って思われがちですが

至って普通のドライグリップ力のタイヤですね。

普通といっても、最近の自動車は

最初から転がり抵抗の少ないエコタイヤを標準で履いているので

それらと比べれば、ドライグリップ力は

高めと言っても良いタイヤですね。

 
ADVAN Sport V105

ホイールの6.8Kgを引くと、タイヤの重量は195/50R16で約8.4Kgです。

スポーツタイヤとしてみると軽い方のタイヤですね。

山道を走った場合、所々でタイヤが鳴く程度のグリップ力なので

しっかりフロントに荷重をかけてあげれば

簡単にパワースライドも起こせますが

理想とされるNAロードスターのような比較的低い速度領域で

ステアリングを切ると自然にお尻が流れるような挙動にはならず

NDロードスターが持つ優秀なサスペンションの働きや

タイヤのコンパウンド自体の粘りの影響で

NAロードスターと比べると

コーナーリングスピードが高くなっていると思います。

しかし、現代のスポーツ系のクルマとしては

標準的なグリップ力だと思います。

乗り心地も良いし、ロードノイズも少なく

どっちかというとコンフォートタイヤに近い性格なんですが

一番気になった所は、ステアリングレスポンスが

あまり良くない所でしょうか・・そこが一番残念というか

ヨコハマのスポーツ系タイヤは、大体こんな感じの味付けですね。

 

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