SUZUKI アルトワークス フットレストの取付 Vol.3

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塩ビ板

という事で内張のカバーを作る為に用意したのは

1ミリ厚の塩ビ板です。

プラスチックの板だと思って良いです。

ハサミで簡単に切れるので加工しやすいのが特徴で

真夏の気温だと問題ないのですが

気温が低い冬だとハサミを入れて刃先でパチンと衝撃を与えると

割れる可能性が高いので

ヒートガン(ドライヤー)などで切る所を予め温めた方が確実ですね。

温めすぎるとフニャフニャになるので注意が必要です。

 

まずは板を温めつつ床の形状に合わせて

プラスチック板を切ります。

切っては床に当てを繰り返しながら形状を補正していきます。

上側は適当で良いですね。

 

形状が出来上がったら板を壁に押し付けて

壁の裏から穴を通して適当な物を飛び出させて

板に印を付けてそこに8ミリ程度の穴を開けます。

板はドリルを使わなくても

プラスドライバーでグリグリしただけでも穴が空きますよ。

工具を使う場合はポンチ錐がお勧めです。

 

後はプラスチック板を通して同じようにステップを固定するだけです。

ワッシャーは先ほどと同じように使います。

 

プラスチック板があるので工具を入れる隙間が限られてきますが

ここから裏のナットやボルトの頭を回す事が出来ますよ。

ステップを右手で握ぎながらナットを回せば

ステップが供回りしないはずです。

 

板を固定した後に外からヒートガンやドライヤーで

軽くあぶると内装の形状に合わせて板が変形するので

より馴染みますよ。

熱を与える事で強度が上がり

割れにくくなる特徴もあるのでやっておいた方が良いですね。

 
HA36Sフットレスト

後はフロアマットを元に戻せば完成です。

収納ボックスを外す事によって現れる柱には

ビニルテープを巻きました。

ベタベタしないトラスコのビニルテープがお勧めです。

 
アルトワークスフットレスト

こんな仕上がりになりました。

ステップを固定するベストな位置はやっぱり

この一番手前の穴を利用した位置がベストで

ほぼほぼクラッチペダルとフットレストが同じ位置(高さ)になる事で

足を移動させる距離が短くて済むので快適です。

売られているバータイプのフットレストと比べれば

かなり攻めた長さのバーなんですが

足の置き心地はバーの長さや太さに比例するので

市販品ではこのレベルの大きさのは安全上の問題から

まず売っていないと思うので

可倒式にした事で実現出来たフットレストだと思います。

 
 
 
 
 

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