MAZDA DJ DEMIO DJデミオの内外装 Vol.2

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シートアレンジ

7:3に分割出来るリアシートは、DE型デミオから継承されています。

 

荷室を最大まで確保しようとすると、こんな感じになります。

ほぼほぼDE型デミオと同じですね。

正直、リアシートで出来た段差は大きいですし

折りたたんだリアシートの角度も

ちょっと斜めになっていて、使いにくそうなのは明らかですね。

 

おまけにリアゲートの開口部が狭く

開口部の位置も非常に高いので

女性がリアハッチから重い荷物を積むには

スポーツジムに通う必要があるでしょう。

そのかわりに、リアハッチまわりのボディ剛性が高いので

リアサスペンションがしなやかに動き

フロントタイヤの接地力が高まり

気持ちの良いハンドリングにつながっています。

DJデミオに荷室の広さや、多人数が快適に乗る事を

求めてはいけないのです。

全ては、ドライバーが運転を楽しむために設計された

コンパクトハッチ・・DJデミオは、その完成形だと言えますね。

 

次は、全席のダッシュボードまわりを見ていきたいと思います。

 

フロントドアの内張

斜めのラインで構成された造形が素晴らしいです。

正直、DJデミオの全ての部位の中で

一番優れたデザインの部位だと思いました。

歴代の全てのマツダ車の中でもトップのデザインじゃないかな・・

なんなら、ドアの内張だけニューヨーク近代美術館に

永久保存しても良いんじゃないでしょうか・・言い過ぎか・・

 

ダッシュボードに何気なく存在している

内装と一体となったエアコンの吹き出し口は

今回のDJデミオを象徴する部品だと思います。

この部品のおかげでダッシュボードの

左右非対称が強く強調されて

助手席と運転席との境界線がより明白となり

運転席まわりのコックピット感が増します。

ドライバーの為のDJデミオを構成する為の

最重要部品だと言えますね。

もっともコスト競争の厳しいコンパクトカークラスで

製造コストよりも、コンセプトを貫く為の

デザインを優先した事を証明する部品だと思います。

 

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