シグナスグリファス グリップヒーターの取付 Vol.1

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KIJIMAグリップヒーターGH-10(304-8214)

今回はシグナスグリファスにグリップヒーターを取付します。

シグナスグリファスにはヤマハから

純正品のグリップヒーターが発売されていますが

社外品の方が価格が安く

しかもバージョンアップのサイクルも早いので

大抵の場合、高性能だったりします。

という事で今回用意したアイテムは

キジマのグリップヒーター GH-10(304-8214)で

スイッチとグリップが一体化したグリップヒーターです。

アマゾン と 楽天市場 の価格を参考にしてください。

 
KIJIMAグリップヒーターGH-10内容

キジマのグリップヒーターの内容はこんな感じで

スイッチが付いた左のグリップと

スロットルスリーブと一体化した右のグリップ、

左右のグリップのケーブルを連結させて

車体のACC電源(プラス)とマイナス(アース)に

接続するケーブルの3つの構成になっています。

 
シグナスグリファスフロントACC電源

それでは早速作業編ですが

今回グリップヒーターのACC電源を確保する場所は

おそらく純正グリップヒーターが使う

ACC電源の取り出し場所と同じで

フロントカバー内の矢印の防水カバー内にある

コネクターから分岐させます。

なので、まず初めにフロントカバーを取り外しておきます。

フロントまわりのカバー類の取外し作業は

ここのページで載せているので今回は省略しますよ。

 

あと、グリップの交換も行うので

メーターまわりのカバーも先に取り外しておきます。

メーターまわりのカバーもここのページ

詳細を載せているのでここでは飛ばしますよ。

 

カバー類が外せたら

まずは左側のグリップから交換していきますよ。

それではまずバーエンドから外していきますが

シグナスグリファスのバーエンドは

樹脂製のキャップなのでそのまま引き抜いて取り外します。

 

怪力の持ち主なら素手でも外せそうですが

大抵の人は工具を使わないと硬くて外せないと思うので

まずはバーエンドに適当なテープを巻いて養生しておきます。

今回はビニールテープを6~7周巻きました。

 

プライヤーで挟んで捻りながら抜き取ります。

車体右側(アクセルグリップ側)のバーエンドも

同じやり方で外しておきます。

 

次に車体左側のグリップの端にマジック等で印を入れておきます。

新しいグリップを取り付ける時は

この線の所まで差し込みますよ。

 
ヘラ

それでは車体左側のグリップを外しますが

再利用しないのならカッターナイフで切って

取り外しても良いのですが

グリップを無傷で残したい場合は

シリコンヘラブレード工法を行うので

このような120mm前後の長さのコーキングヘラの裏表に

シリコンスプレーをたっぷり吹きます。

ちなみにブレーキクリーナーでも代用できますが

乾きやすいので素早く作業を行う必要があります。

あと、ブレーキクリーナーを使うとグリップの劣化にも繋がるので

なるべくゴムに対して攻撃性がない物を使った方が良いですね。

 

グリップとバーの隙間にヘラを差し込んで左右にグリグリします。

これを3~4カ所くらいに差し込んで行うと

グリップがバーから分離すると思います。

 

グリップを回してみて回る状態になると

そのまま抜き取れますよ。

カッターナイフを使う場合は

バーに傷付けないように注意したいですね。

 

車体左側のグリップが外れました。

大きなボンドの残りカスは取っておきますが

シグナスグリファスはかなり少ないので

特に何もしなくても良い感じですね。

 

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