HONDA CRF250ラリー ドライブスプロケットの交換 Vol.3

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GPS速度

それでは走行テストです。

CRF250シリーズの場合

スプロケットの歯数を変えるとスピードメーターと

実際の車速が変わるので

フロントスプロケット1T分でどれだけ変わるのか

GPSにて計測してみました。

まずは純正の14Tのフロントスプロケの場合

スピードメーターが時速60Km/hの時の

実際の車速は56Km/hでした。

つまり、そもそもCRF250ラリーのスピードメーターの表示は

実際の車速のプラス4Km/hで表示されています。

 
GPS車速

次はフロントスプロケ13Tで車速を計測してみると

スピードメーターが時速60Km/hの時の

車速は52.5Km/hだったので

純正の14Tに対してだいたいマイナス4Km/hほどになります。

つまりスピードメーターのマイナス8Km/hあたりが

実際の車速なんだと思って走った方が良いですね。

ちなみに速度が出れば出るほど

実際の車速とスピードメーターとの差はさらに開いていきますよ。

逆に純正より1山大きい15Tのスプロケを入れるとなると

実際の車速とスピードメーターとの誤差は少なくなる事になります。

 

サンスター 13T フロントスプロケットのインプレッション

ギア比が軽くなる事によって余剰トルクが大きくなるので

走行抵抗が大きくなる坂道や未舗装道路では

エンジンがストールしにくくなります。

低いエンジン回転数の時に車体がガックンガックンする

スナッチも起きにくくなるので

低速走行時ではより車体が扱い安くなると思います。

当然、速度に対してのエンジン回転数が

純正の14Tよりも少し高めになるので高速道路を走るときの

静粛性や燃費は少し悪化しますね。

今回のようにギア比を軽くする事はアスファルトの舗装路より

林道などの未舗装路を走るのに

最適化させたチューンと言えますね。

 
 
 
 
 

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