HONDA CRF250ラリー ドライブスプロケットの交換 Vol.2

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CRF250RALLYフロントスプロケット

新しいスプロケットをチェーンに噛ませて元に戻します。

スプロケットは矢印の段差がある面を

車体外側に向けてセットします。

スプロケットとシャフトのギアが噛み合わなくて入らない場合は

車体を少し進ませたり後退させたりして

チェーンを動かしスプロケットを回して

うまくシャフトのギアに噛ませて下さい。

 
CRF250RALLY純正フロントスプロケット

後は逆の手順で元に戻すだけです。

最後にチェーングリスをチェーンの上からでも良いので

車体を前後させながらスプロケットに一周吹いておくと

スプロケットが長持ちします。

 

スプロケットの歯数を減らしたので

こんな感じでチェーンがダランダランになります。

という事でチェーンの張りを調整します。

 

まずはリアホイールのアクスルナット(24ミリ)を緩めておきます。

 

アクスルシャフトが供回りしてナットが緩まない場合は

車両左側のシャフトの頭(19ミリ)を押さえながらナットを回します。

 

チェーンの遊びの基準値は

ローダウン仕様で25ミリ~35ミリです。

チェーンを持ち上げた時に

最低でも矢印の幅以上にチェーンが上下するように調整します。

 

まず車体左側の赤矢印のロックナット(12ミリ)を緩めてから

黄色矢印のアジャスター(10ミリ)を回してチェーンを張っていきます。

アジャスターを少し回したら

チェーンを持ち上げて張り具合を確認し

基準値内になるまでこれを繰り返します。

チェーンの遊びが基準値内に入ったら

アジャスターを押さえながらロックナットを締めます。

ちなみにチェーンの遊びを少なくすると

アクセルレスポンスが良くなりますが

スイングアームのストローク幅が少なくなるので

路面への追従性が悪くなります。

 

次に車体左側の黄矢印の穴と目盛りの位置を見て

車体右側も同じ位置になるようにアジャスターを調整します。

精密に左右の位置を合わせるなら

写真のように直尺を使って

赤矢印のスイングアームの端の位置の距離を読みます。

 

車体右側にも同じように直尺を当てて

左側と同じ距離になるようにアジャスターを回す事で

ミリ単位で精密に左右を合わせられますよ。

最後にアクスルナットを締め直せば作業終了です。

 

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