次はオイルフィルターを交換します。

オイルの受け皿をオイルフィルター下に移動させておきます。

整備書にはカウルを外して作業をするように書いてありますが

このように工具が入ればカウルを外さなくても作業が出来ますよ。

工具は65ミリのフィルターレンチを使って

メガネレンチやラチェットハンドルで反時計回りに緩めます。

工具でオイルフィルターを緩めたら後は手で回します。

途中でオイルが垂れてくるので一端そのままで放置し

オイルが垂れてこなくなったら最後まで回して外します。

それからそっと下にオイルフィルター落としてしまいます。

オイルフィルターが下に落ちました。

オイルフィルターを下に向けて中のオイルを完全に抜きます。

キッチンペーパーなど適当な物で清掃します。

気密性を保てるように特に枠の部分を綺麗にします。

新しいオイルフィルターを用意し

まずはゴムパッキンの所を見ます。

ホンダ純正のオイルフィルターでは

写真のようにグリスでツヤツヤになっているので

そのまま車体に取り付けて良いのです。

ちなみにデイトナのオイルフィルターでは

パッキンが乾いているタイプだったので

パッキン全体に廃油を薄く付けて滑りを良くしてから

車体にセットします。

最初はオイルフィルターを手で限界まで回して

最後に工具で3/4回転ほど締め付けます。

一定の力でゆっくり回すとだいたい3/4回転あたりで

手応えが重くなるのでそこで止めます。

後で点検してオイルが少し漏れていても

少し増し締めするだけで簡単に治るので

とにかく締め付け過ぎだけはしないように気をつけます。

エキゾーストパイプにオイルが付着した場合は

ブレーキクリーナー（パーツクリーナー）を吹いて

油分を取り除いておきます。