次はまずラジエターキャップの所が引っ掛けて

固定されているので外しておきます。

ラジエター下にある六角ボルトを外します。

あとは引っかけて固定されているだけなので

ラジエターに向かって左側にスライドさせると

ラジエターが自由に動かせるようになります。

ラジエターのフィンは触れるだけで簡単に潰れるので

触れないように作業してください。

万が一、潰れたら精密ドライバーのマイナスで形を修正します。

こんな感じでホースに繋がっていても

ある程度はラジエターを動かせますよ。

とりあえずラジエターに引っ掛けてあるゴムシートを外します。

ぐぐっとラジエターを下げると

奥にプラグキャップが見えるので

まずはエアダスターか雑巾を使って

ゴムカバー上部を清掃しておきます。

ちなみにエンジンガードを付けていると

ラジエターの動きがより制限されますが

横方向にホースをずらして

ラジエターを少し斜めにする事で作業出来ました。

あと腕が太い人はよりラジエターを下げる必要があるので

下にあるホーンに干渉する可能性があり

ホーンも先に外しておいた方が良いですね。

次はゴムカバーをめくってエンジンヘッドの

プラグキャップまわりをエアダスターを使って

小石やホコリを飛ばし清掃しておきます。

それではプラグキャップを外します。

握力の強い人なら普通にプラグキャップを抜けますが

力が入れにくい角度と狭さなので両手を使って抜きます。

それでも無理なら内装外しのような少し角度の付いた工具で

テコの原理でグイっと浮かせると簡単に外れます。

エンジンを傷付けない為にも必ずゴムカバーの上から行う事と

プラグキャップに負荷を与えない為にも

矢印の所を片方の手で掴んで作業します。

プラグキャップは長いので抜く方向としては車体前方の

斜め横に向けてやっとギリギリ抜けました。

作業の邪魔にならない所にプラグキャップを避けておきます。