Ninja ZX-25R レーシングスクリーンの製作 Vol.2

HOME - GARAGE - ZX-25R - Self-made racing screen

ZX-25R用自作スクリーン

という事でオリジナルのレーシングスクリーンが完成しました。

スクリーン単体での見た目はゴミみたいですが

車体に取り付けると荒い所が

見事にアッパーカウルで見えなくなるので問題ありません。

 
ZX-25R純正スクリーン重量

ちなみにZX-25R純正スクリーンの重量は226gでした。

 

純正スクリーンと高さを比べてみると

40ミリほど高くなりました。

市販のスクリーンでも純正より40ミリも高いスクリーンは

なかなか売ってないと思うので

街中での比較的低い速度域でも

風防効果をしっかり得られますよ。

 
ZX-25Rオリジナルレーシングスクリーン

という事でオリジナルのレーシングスクリーンが完成しました。

車体に取り付けてみると自作感はほぼゼロになったというか

言わないとバレないと思います。

スクリーンの先端部分は純正よりも

あえて鋭利な角度にする事で空気を切り裂く形状にして

さらに少しだけ先端部分を短めにする事で

インテークダクトに入る空気の邪魔をしないようにしています。

 
ZX-25Rレーシングスクリーンコクピット

明らかに純正スクリーンよりも薄いのですが

このように固定した時に曲がる事で強度と高さを確保しています。

形状的にはSBKのレースに採用されている

スクリーンに近いですね。

 
ZX-25Rレーシングスクリーン最高速度

レーシングスクリーンという名前を付けておいて

空力的にダメだったら話にならないので

走行テストを行ってみると

最高速度が約2Km/h伸びて時速185Km/hを記録しています。

スプロケットのギア比が純正とは違いますが

同じギア比セッティングの純正スクリーン版では

時速183Km/hまでしか伸びませんでした。

これで街乗りでの風防としてだけでなく

サーキットでも高いパフォーマンスが

発揮出来る事が証明出来ました。

樹脂板の大きさを生かせば

いくらでも背が高いスクリーンは作れますが

人間が身体を伏せた時に

スクリーンが大きく飛び出すような高さでは

逆に空気抵抗が増えるので遅くなります。

それぞれ乗る人の身体の大きさによって

最適なスクリーンの高さは変わります。

スクリーン製作に慣れたら

サーキットと街乗りで2枚の異なるスクリーンを作っても良いですね。

 
ZX-25Rレーシングスクリーン仕様

車体全体だとこんな感じになりました。

なんせZX-25RのSEでは標準で

スモークスクリーンが採用されているので

アクションカムを車体に取り付けて撮影するには不向きですが

PET樹脂はアクリル並に透明度が高いので

スクリーンの内側からのビデオ撮影でも

クリアな映像が撮れますよ。

 

Vol.1 > Vol.2

 

HOME - GARAGE - ZX-25R - Self-made racing screen