Ninja ZX-25R エンジンオイル&フィルター交換 Vol.1 |
今回はZX-25Rのエンジンオイルとオイルフィルターを交換します。 オイル交換に必要なアイテムは・・ 1Lのオイル缶×3本 オイル交換のみだと2.2L必要で オイルフィルターを交換する場合は2.5L必要です。 今回は在庫しているホンダの100%合成油を用意しました。 ドレンワッシャー(純正型番:92065-097) 純正でなくてもM12のワッシャーなら何でも使えます。 オイルフィルター(純正型番:16097-0008) 純正互換のデイトナ(67927)やユニオン(MC-560)でも使えます。 あとは廃油を可燃ゴミとして出す為に オイルポイパック(2.5L)を使いました。 |
オイルドレンボルトはここにあるので 車体左側から作業を行います。 17ミリの工具でドレンボルトを半周ほど緩めます。 カウルとマフラーによって工具を動かせる範囲が狭く 長い工具だと地面に接触して使いづらいので 適度な大きさの工具が適しています。 |
ドレンボルトを少し緩めたら 予め開いておいたオイルポイパックを下に敷きます。 |
車体前のエキゾーストの所から手を入れ 直接ドレンボルトを外します。 この時に青いニトリル手袋やビニール手袋を使うと オイルが手についても平気ですね。 |
ドレンボルトが外れると勢いよく 車体前方に向かってオイルが流れてくるので オイルポイパックの位置には気をつけて下さい。 |
オイルが流れている間に新しいワッシャーを ドレンボルトに付け替えます。 |
オイルがあまり流れてこなくなったらドレンボルトを付け直します。 とりあえず素手で締められる所まで締めると オイルが垂れてこなくなります。 |
仕上げに工具を使って1/4回転いかないくらいに締めます。 規定の締め付けトルクは30N-mです。 ドレンボルトのまわりはオイルで汚れているので 適当なペーパーで拭き取るか パーツクリーナーを吹いて清掃します。 |
次はエキゾーストの裏にあるオイルフィルターを交換します。 |
65ミリのオイルフィルターレンチを用意します。 下側から作業を行う場合は メガネレンチを使ってオイルフィルターを緩めます。 |
ここは特にマフラーとカウルの隙間が狭いので 工具が動かせる幅が狭いですね。 |
ラチェットハンドルと長さ150ミリのエクステンションバーを使えば こんな感じでエキゾーストの隙間から オイルフィルターを緩める事も出来ます。 今回は差込角9.5ミリ用のエクステンションバーでも 問題ありませんでしたが エクステンションバーの先端は フィルターレンチにしっかり奥まで刺せない状態でした。 そのくらいエキゾーストの隙間が狭いので 車体の個体差によっては 刺す事すら出来ない場合もあると思います。 その場合はユニバーサルジョイントを先端に使うか そもそも差込角6.35mmのエクステンションバーと ラチェットハンドルを使い 先端部分をフィルターレンチの穴に合わせて 9.5ミリに変換して使うかですね。 |
ある程度オイルフィルターを緩めるとオイルが垂れてくるので オイルの垂れが落ち着くまで待ちます。 サイドスタンドで車体が傾いているので 少しでも風が吹くとカウルの内側にも オイルが垂れてしまいますね。 フィルター交換が終わったらカウルの内側も 拭いて清掃する事をお忘れ無く・・ |
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