Ninja ZX-25R フェンダーレス化 Vol.1 |
今回はZX-25Rをフェンダーレス化します。 フェンダーレスにすると言っても 市販のフェンダーレスキットを使わずに ZX-25Rの純正リアフェンダーの一部を使って フェンダーレス化してみたいと思います。 純正のリアフェンダーをそのまま使う事で ウインカーの移設やナンバー灯を設置する作業が無いので 非常に簡単にフェンダーレス化が出来ます。 |
今回はZX-25Rの純正リアフェンダーの一部を利用するという事で 車体と接合する為に使うアイテムが・・ ナンバープレートの揺れを完全に抑えたい場合は ステーを2枚重ねて使うので4本使います。 ステーを2枚重ねる場合は5mm長い M8×20ミリのボルトを使います。 M8のフランジナット(ナットとワッシャー)×4個 あとスペーサーとして使う為に 外径25mmほどの幅広M8ワッシャーが 5~6枚ほどあれば足ります。 今回使った100mmのステーでナンバープレートの先端が 後輪より少しだけ内側に入るので 完全に泥跳ねを抑えたい場合は 150mmあたりの長めを使うと良いですね。 ただ、長いステーを使うとステー自体に負担が掛かるので 必ず2枚重ねて使った方が良いですよ。 今回使ったステーの幅は広めですが 出来るだけ細い方が他の場所に干渉しずらいので適しています。 |
純正リアフェンダーの金属で出来たアームの部分は使わないので そのまま912gの軽量化が出来ます。 ちなみに今回フェンダーレス化に使う 樹脂の末端部分の重量は206gでした。 市販の金属製フェンダーレスキットでは実現出来ない 軽量な所も長所ですね。 |
それではさっそく作業編ですが 市販のフェンダーレスキットを使う場合でも ほとんど同じ作業を行うので参考にして下さい。 まずは車体と繋がっているリアフェンダーの配線類を外すので リアシートとメインシートを外してから 6個のクリップを外し車体前方にスライドさせて センターシートカバーを外します。 クリップの外し方は真ん中を少しへこませてから 全体を抜き取ります。 ここのクリップは裏からも押せるので 両手を使って外すと車体の中に落とすリスクが減ります。 |
純正リアフェンダーのコネクター類はここあたりの 防水カバーの中にあります。 |
まずは左右のウインカーコネクターですが 矢印の所をつまみながら抜きます。 |
ウインカーコネクターのツメを浮かせるのはかなり硬いので 精密ドライバーのマイナスを使って 直接ツメを浮かせながら抜いた方がスムーズです。 |
近くにあるナンバー灯のコネクターも 矢印の所を摘んで抜きます。 |
これで配線が全て車体から切り離されたので 4本の六角キャップボルトを外してリアフェンダーを外します。 最後の1本を外す時は落とさないように リアフェンダーを支えながら外します。 |
純正のリアフェンダーが外れたので ナンバー部分とアーム部分を切り離します。 市販のフェンダーレスキットを使う場合も ウインカーを回収しないといけないので 同じ作業を行う必要がありますよ。 とりあえず矢印のプラスネジを外します。 |