今回は、Z125 PROのフロントのブレーキパッドを交換します。

今回用意したアイテムは

キタコ（SBS）のセラミックパッドです。

チューンナップというよりは純正パッドがすり減った時に

替えるような安価なパッドですよ。

アマゾン　と　楽天市場楽天市場の価格を参考にしてみてね。

それではさっそく作業編・・

ブレーキパッドの交換はちょっとしたコツを知っておくと

素早く確実に交換出来るので

そのコツも惜しみなく載せたいと思います。

青矢印の六角ボルト（12ミリ）を2本外すとキャリパーが外れますが

その前に、まずは赤矢印のパッドピンのフタを外します。

ここはマイナスドライバーで外れますよ。

フタが外れたらパッドピンの六角穴付きボルト（5ミリ）が出てくるので

六角レンチで少しだけ緩めておきます。

（この時点で完全に外してしまうとパッドだけが落ちて

ホイールにキズが付く可能性があります。）

それから六角ボルトを2本外してキャリパーを外します。

キャリパーが外れました。

なるべくブレーキホースに負担を掛けないように作業を行います。

先ほど緩めておいたパッドピンを完全に抜いてから

ブレーキパッドを外します。

パッドピンはネジの部分が抜けても

ブレーキパッドを通して板バネの圧力が

常に掛かっているので、ブレーキパッドを下から指で

押さえながらパッドピンを外すと簡単に抜けますよ。

キャリパーからブレーキパッドとパッドピンが外れました。

キャリパーが汚れているなら

キャリパーの下に受け皿を用意してから

ブレーキクリーナーを吹きかけて清掃してださい。

外した純正パッドと交換する新しいパッドを同じように並べます。

外したパッドにはキャリパーやピストンが接触していた形跡が

残っているので、それを見ながら新しいパッドの同じ位置に

耐熱グリスを薄く塗っておきます。

写真の塗り方は適当ですよ・・薄く塗ってくだい。

あと、パッドピンやブレーキパッドがキャリパーに接触する

全ての場所に薄～くグリスを塗ることで

ブレーキフィーリングが良くなりますよ。

ちなみにサーキット等を走る場合は熱でグリスが飛ぶので

塗ってもほとんど意味がありません。