それではいよいよドリブンスプロケットを交換します。

ちなみにホイールを裏返すと

ディスクローターの交換が出来ますよ。

スプロケットのナットはかしめてあるので

適当なポンチ（またはマイナスドライバー）とハンマーを使って

かしめを外していきます。

かしめてある金具はそんなに硬くはないですね。

コツとしては、ナットが回る場所を確保すれば良いので

ナットの周りをしっかり平らにする事が重要です。

かしめがとれたらナット（14ミリ）を4本外します。

ナットが外れたらスプロケットを外します。

新しいスプロケットに入れ替えます。

この時、こんな感じでナットが中に入って短くなっている場合は

ボルトを指で摘んで手前に少し引っ張りながら回すと

手前に出てくる角度があるので4本とも飛び出させてから

ナットを固定し直します。

ここは余談ですが、スプロケットの土台はホイールに

刺さっているだけなので簡単に外れますよ。

スプロケットの土台の裏はこんな構造になっていて

ボルトが供回りしないように土台に引っかかる構造になっています。

ちなみに真ん中のベアリングのソケットも外れるので注意。

てか、この土台は別に外さなくて良いです。

後は基本的に逆の手順の作業になりますが

まず、4本のナットを締める時は対角線上に締めていく事と

ナットのどこかの面が

2ヶ所にあるかしめる金具の部分のどちらかに

ナットと平行になるように締めます。

ナットを締め付け過ぎると行きすぎてしまい

かしめる事ができなくなるので注意してください。

ナットが固定出来たら、まずはマイナスドライバーを使って

ナットをかしめる板を起こしてあげます。

後はダイレクトにハンマーでコンコンしてかしめ直します。

スプロケットが固定出来たら

スプロケットの歯の部分に適当なグリースを塗ります。

まあ、別に塗らなくてもチェーンのグリスが付くんだけど

塗っておいた方が良い事には間違い無い。