YZF-R125・R15 フロントブレーキパッドの交換 Vol.1 |
今回はYZF-R125のフロントブレーキパッドを交換する作業ですが R15とも共通の作業です。 ブレーキパッドは消耗品なので いずれは交換しないといけない部品ですが 今回は純正品よりも摩擦力が高いパッドに交換する事で 制動力を高めたいと思いますが 制動力の最大値はタイヤに依存するので 純正タイヤよりもハイグリップなタイヤに交換した場合は それに応じたブレーキパッドを装着することで 熱によるフェードを抑える事ができます。 という事で今回用意したブツは SBSのブレーキパッド 671RSI(777-0671077)です。 |
ちなみにブレーキパッドの交換時期を調べるには 摩擦材の溝(ウェアインジケーター)を確認し 溝が無くなるまで摩耗すると交換します。 |
それではさっそく作業編ですが キャリパーが固定されている状態の方が作業性が良いので 先に黄矢印のスナップピンを2本外してから キャリパーを固定している2本のボルトを外します。 |
スナップピンは素手でも外せますが 先が細いテンションスプリングツールを使うと簡単に外せますよ。 工具で外すと勢いよく飛んでいく可能性があるので注意します。 |
ブレーキキャリパーを固定している2本のボルトは トルクスのT50で外します。 一般的な六角穴付きボルトとは違い 工具の入りが浅いので嘗めやすいので しっかりボルトを工具で押しつけながら回します。 |
ボルトが外れたらホイールにぶつけないように注意しながら キャリパーをローターから車体後方に向かって抜き取ります。 |
次はパッドピンを抜くので キャリパーの表側から裏側(ホイール側)に向かって指でピンを押して 裏側に飛び出させてから抜きますが パッドピンにはキャリパーの内側にある 金具(スプリング)の押す力が掛かっているので硬いのですが 2つのブレーキパッドを下から上に押しながら抜くと簡単に抜けます。 |
パッドピンが外れたらブレーキパッドも外せますが くれぐれもブレーキパッドを下に落とさないように注意します。 |
キャリパーの中が汚れていたら ブレーキクリーナーを吹いて清掃しておきます。 ブレーキパッド(パッドピン)を押していた金具(スプリング)は 簡単に外れますが取り付ける時に向きを間違えないように・・ |
とりあえず両手を使いたい時は ブレーキホースに負担を掛けない為にも ボルト一本を適当に素手で締めて車体に仮止めしておきます。 |
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