YZF-R125・R15 フロントブレーキパッドの交換 Vol.2 |
新しいブレーキパッドを用意しますが 取り付けてあったパッドに残されたキズを参考に 耐熱系のグリスを新しいパッドに薄く塗ります。 ブレーキパッドの端の部分など 基本的にパッドがキャリパーや他の場所に 触れる所には全てグリスを薄く塗ることで ブレーキのフィーリングが良くなりますよ。 写真では分かりやすいように分厚くグリスを塗ってます。 ちなみにサーキットを走る場合は 熱で飛ぶのでグリスを塗ってもあまり意味がありませんよ。 |
新しいパッドをキャリパーにセットしますが パッドの端をキャリパーのくぼみに合わせてセットします。 パッドが定位置に来たら 両手の親指でしっかりパッドを押し込んで キャリパーのピストンをしっかり押し戻しておきます。 |
もう片方のパッドも同じ要領でセットします。 |
ブレーキパッドを下から押しながらパッドピンを元に戻しますが くれぐれも向きを間違えないように・・ あと、このパッドピンには スナップピンを通す穴が開いているので キャリパーを上から見たときに見えるように戻します。 仕上げにスナップピンを上から刺してロックしておきます。 ちなみに右側のスナップピンは向きが逆ですね・・ |
キャリパーを車体に戻す前に パッド同士の隙間をマイナスドライバーなど 適当な工具を使ってしっかり広げておきます。 |
ローターにキャリパーを通してボルトを元に戻しますが 規定締め付けトルクは35N-mです。 |
キャリパーのピストンを押し戻したので ブレーキレバーを数回握ってピストンを押し出しておきます。 |
これでフロントブレーキパッドの交換作業は完了ですが ブレーキパッドは外からではほとんど見えませんね。 50Kmほど走ってブレーキパッドの当たりが着くまでは 急ブレーキを掛けないように心がけます。 |
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