YZF-R125・R15 マルチバーの取付 Vol.1 |
今回はYZF-R125にマルチバーを取り付けしますが R15とも共通の作業です。 後半は純正オプションのマルチバーも取付していますが 純正品はぶっちゃけ価格が高すぎると思った場合 汎用タイプのマルチバーを使ってみよう という事で用意したアイテムは ハリケーンのクランプバー(HU1019B)で カラーはシルバーとブラックから選べます。 |
汎用タイプのマルチバーの重量は ステーとバーの部分を全て合わせて175gでした。 |
おそらく元祖はハリケーンのクランプバーだとは思いますが 巷には似たようなマルチバーが沢山売られています。 ちなみに重量は2~3gの違いしかなかったのでほぼ同じですね。 |
少し前まではハリケーンも2タイプのクランプバーを 販売していたと思いますが 最近はマルチバーからボルトが飛び出した上のタイプのみですね。 それに対して他メーカーは 下のネジ穴が空いているタイプを販売しています。 ボルトが飛び出しているタイプのメリットは ステーを使わずにダイレクトにミラーのネジ穴に 固定出来る所ですね。 |
それでは作業編ですが 汎用のマルチバーは本来 ミラーと共締めして固定するのですが ミラーがクラッチレバーやブレーキのホルダーには無い YZF-R125ではキャップがしてあります。 |
とりあえずキャップを外しますが それほど硬くないので指のツメを引っ掛けると外せます。 |
ミラーのネジ穴に直接ステーを取り付けると まわりにあるスイッチボックス等に引っかかるので ミラーアダプターを取り付けて高さを確保しておきますが ヤマハの車両では右側だけ逆ネジ仕様なので 上:正ネジ下:正ネジと上:正ネジ下:逆ネジの M10ミラーアダプターを使います。 ちなみにアダプターにラインの切り込みが入っているのは 逆ネジ仕様の印です。 |
車体左側には正ネジのミラーアダプターを取り付けますが 車両左側は別にアダプターが無くても取付出来ます。 ただ、アダプターを使わないと ステーを固定する向きの自由度は狭くなりますね。 |
本来はミラーに共締めして固定するのですが ミラーがないYZF-R125では 短いM10(P1.25 細目)のボルトを用意しておきますが 出来るだけ頭の厚みが薄いボルトが適しています。 ボルトの種類によってはM10のワッシャーを併用します。 |
ここからはステーをどう固定しても良いのですが とりあえず例としてこんな感じに固定しました。 |
今回はステーの下側にマルチバーを固定しましたが 上側に固定しても良いですね。 取り付ける機器に合わせて最適な組合せを探ります。 |
車体右側はこんな感じになりました。 |
マルチバーを取り付けしたら とりあえずハンドルを左右一杯に切って 干渉をしていないかを確認しておきますが 写真でも分かるように スクリーンの枠部分とのクリアランスはかなりギリギリなので ステーを固定する角度はハンドルまわりだけでなく アッパーカウル(スクリーン)にも配慮する必要がありますね。 |
ちなみにステーを使わずに ダイレクトにマルチバーを取り付けてみましたが ワッシャーを2~3枚挟んで少しだけ高くしないと 取り付け時にスイッチボックスに当たってしまいますし 狙った所に固定するのが難しいので ワッシャーを数枚使って調整する必要がありますね。 |