YZF-R125・R15 クイックシフターの取付 Vol.2 |
クイックシフターを取り付けた フットレストブラケットを車体に固定し直しますが 規定締め付けトルクは34N-mです。 |
シフトアームの裏にケーブルを通してから とりあえずシフトアームを車体のシャフトに通しておきます。 |
ケーブルに取り付けてあるクランプを 車体のブラケットに下側から刺して固定してから シフトアームに六角ボルトを通して固定し直しますが 規定締め付けトルクは15N-mです。 シフトアームをシャフトに固定する角度は 切り欠き部分が真上にくる所が基本の位置ですね。 |
これでクイックシフターの固定は完了したので 次はクイックシフターのケーブルを 車体側のシフトスイッチコネクターに接続します。 シフトスイッチコネクターはオスコネクターを キャップ代わりに取り付けてあるので 矢印のツメを押しながらオスコネクターから外します。 オスコネクターはビニルテープで巻かれて車体に固定してあるので そのまま放置しておいても問題ありませんが 外して保管してもどっちでも良いです。 |
クイックシフターのケーブルを 他の配線と同じルートで上まで通していきます。 |
シフトスイッチコネクター(メス)と接続します。 |
あとは付属の結束バンドを使って適当に他の配線と クイックシフターのケーブルを固定すれば作業完了です。 |
カウルを元に戻せばクイックシフターの取付は完了ですが 機能させるには車体にクイックシフターを 学習させる必要があります。 |
それでは最後にクイックシフターの学習作業を行いますが シフトペダルを足で持ち上げた状態(2速に入った所)で キーを捻りメーターパネルが表示されてから 10秒ほどそのままキープさせてから足を離します。 メーターパネルにQSマークが点滅して消えると学習終了です。 QSマークが出ない場合は車体の電源を落として もう一度試して下さい。 学習が終わったらニュートラルに入っている事を確認してから エンジンを掛けて下さい。 |
走行中にクイックシフターの動作条件に入ると メーターパネルの上側にQSマークが表示されますが クイックシフターの動作条件は アクセルを少しでも捻っている事が絶対条件なので アクセルオフ時には使えませんよ。 当然ですが6速に入っている時にもQSマークは表示されません。 あと構造上、1速→2速、2速→3速へのシフトアップ時には クイックシフターと言えどもシフトショックが少し大きいので 不愉快な場合は特にシフトショックが大きい 1速→2速だけは普通にクラッチを握って繋げるなど こちら側で工夫する必要がありますね。 これはクイックシフターを採用する多くの車種で言える事なので YZF-R125・R15だけの問題ではありません。 |
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