YZF-R125・R15 ACC電源の増設 Vol.1 |
今回はYZF-R125のACC電源を増設する作業ですが R15とも共通の作業です。 XSR155ではデイトナのアイテムを使ってACC電源を増設したので 今回はヤマハの純正品を使ってみたいと思います。 という事で用意したアイテムは ヤマハのモーターサイクル用電源サブハーネスキット (Q5K-YSK-063-U01)です。 |
まずはR125に標準装備されている ACC電源から見ていきますが メーターの左側にあるアッパーパネルを外した所にあります。 |
少し見えにくいのですがアッパーサイドカウルの内側に ビニルテープに巻かれた状態でコネクターがあるので 1分もあればアクセス出来る所にあります。 |
分かりやすくカウルを外した状態で見ると ここにコネクターがビニルテープで巻かれて固定してあります。 |
ビニルテープを剥がすとこんな感じで 非防水の110型3Pコネクターが用意されています。 ここのACC電源を使いたい場合は 先端に付けてあるオスの3Pコネクターを外して回収し 別途、110型のオス端子を2本用意して 各電装品に取り付けますが 車体側の配線は茶色がプラス(ACC電源)で 黒がマイナスです。 |
ただ、このACC電源は バッテリーの隣にあるヒューズボックスの中の ターミナルの2Aヒューズと繋がっているので USB電源程度にしか使えず 大きな電流が流れる電装品には使えないですね。 なので今回は電源サブハーネスキットを使う事で グリップヒーターなどの消費電力が大きい 電装品を取り付けられるACC電源を増設したいと思います。 |
とりあえず小さな箱に入っているリレーを接続しましたが 車種によっては配線が通しにくくなるので 配線を終えた最後にリレーを接続した方が良いのですが 今回は説明する為にあえて先に接続しました。 ちなみに今回のYZF-R125・R15では 先にリレーを接続しても問題ありませんでした。 |
電源サブハーネスキット全体の内容はこんな感じで ウインカーのフラッシャーリレーに 割り込ませる事でACC電源を確保し キーを捻った時にACC電源が通電する事でリレーが動作し 3つのコネクターにバッテリーから ダイレクトに電流が供給される仕組みです。 なので車体を走らせる時以外は 通電していない状態なので安全ですね。 電装品と接続する3つのコネクターは それぞれケーブルの長さがちがっていて 非防水の110型2Pコネクターが使われているので 大抵のヤマハ純正オプション品と ダイレクトに接続が出来るようになっています。 ヤマハのオプション品には 110型3Pコネクターも存在するのですが 配線自体はプラスとマイナスの2本しか繋がっていないので 2Pコネクターから端子を抜いて 3Pコネクターに繋ぎ直せば簡単に接続出来ますよ。 ちなみにバッテリーに繋ぐ配線の所にあるヒューズは10Aです。 |
電装品を3つ以上取り付けたい場合は ヤマハ純正オプションの ワイヤーリード三口分岐(Q5K-YSK-001-U47)を使いますが 同時使用時の合計が10Aを超えないように 注意する必要がありますね。 |
こんな感じで車体とフラッシャーリレーの間に接続します。 |
電装品を接続するオスの2Pコネクターには メス側のコネクターが刺してあり 110型のメス端子も付属しているので ヤマハ以外の社外品機器を接続させる時にも 端子類を別途用意しなくても済みます。 |
それでは車体での作業編ですが まずはリアシート、メインシートを外し 車体右側のアッパーサイドカウルまで 外しておく必要があります。 ここのページで作業の詳細を掲載しているので 今回は省略しますよ。 |
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