X FORCE 2灯同時点灯ハーネスの製作 Vol.1 |
今回はXフォースのヘッドライトを 2灯同時点灯させる為のハーネスを製作します。 というのもXフォースのハイビームは まるでH4バルブのような遠くは明るいのですが 手前が暗くなるので街灯が無い山道を走るには 不安過ぎるという事で改善したいと思います。 まずは製作に必要なアイテムですが・・ 1.25sqの配線コードを使いました。 |
Xフォースを2灯同時点灯化するにあたり 絶対に守らないといけない事は ヘッドライトバルブをハロゲンからLEDに変更している事と 左右のLEDバルブを合わせた消費電力が 55W以下である事が前提です。 |
2灯同時点灯ハーネスの仕組みは ハイビームに切り替えた時にも ロービーム側に電流が流れるようにするだけですが それだとロービームに切り替えても ハイビーム側に電流が流れてしまう為 電流が一方通行になるダイオードを使う事で ハイビームの配線からロービーム側にしか 電流が流れないようにします。 今回使うダイオードでは 白のケーブルからねずみ色のケーブル側にしか 電流が流れないようになっています。 ダイオードはそのまま使うと配線が長すぎるので ねずみ色側のケーブルを2/3ほどカットしました。 |
まずは1.25sqの配線ケーブルを 短くなったダイオードと同じ長さにカットしますが ハイビーム、ロービーム、マイナス用に 同じ長さのケーブルを3本作ります。 |
それではハイビームの配線を作りますが 電工ペンチのワイヤーストリッパー部分を使って ダイオードの白い方の末端の被覆を少し長めに5ミリほど剥きます。 |
カットした1.25sqのケーブルの末端の被覆も ダイオードと同じく5ミリほど被覆を剥きます。 |
電工ペンチを使って コネクターに付属の250型の平型端子のオスを 2本まとめて取り付けします。 端子のかしめる部分は2箇所にありますが 銅線部分と被覆部分をそれぞれかしめます。 |
するとこんな感じになりました。 |
オスのコネクター(車体側)に カチっとロックするまで端子を差し込みます。 端子の裏表を間違えるとカチっとロックしないので 配線を引っ張ってしっかりロックしている事を確認します。 ここでもっとも重要なのは端子を差し込む位置で 写真を参考に間違えないようにして下さい。 |
1.25sqのもう片方の末端にはメスの端子を取付します。 今回はケーブル一本に端子を取り付けるので 3~4ミリほど被覆を剥くだけで十分です。 |
メスのコネクター(ヘッドライト側)に メスの端子をカチッとロックがかかるまで差し込んで固定します。 ここも端子を差し込む位置が重要です。 これでハイビームの配線は完了ですが ダイオードはとりあえず放置しておきます。 |
次はマイナスの配線を行うので カットした1.25sqの末端にオスとメスの端子を取り付けします。 |
オスコネクター(車体側)のここに オスの端子を差し込んで固定します。 先ほど固定したハイビームの真下ですね。 |
メスコネクター(ヘッドライト側)も同じように メスの端子をハイビームの真下に差し込みます。 これでマイナスの配線が完了しました。 |
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