HONDA VFR800F クイックシフターの取付 Vol.1 |
今回はVFR800Fにクイックシフターを取り付ける作業ですが 純正オプションのVFR800F用クイックシフターは 早々に生産中止になってしまったので 生産が継続されているVFR800X用のを流用します。 という事で用意するアイテムは純正オプションの VFR800X用クイックシフター(08U70-MJM-D60)です。 |
まずはVFR800X用のクイックシフターを VFR800F用に変更する為の部品を用意しますが これはVFR800F用クイックシフターの 補修部品のペダル部分(08U00-MJM-305)です。 ネットショップで部品が手に入らない場合は ホンダ車の取り扱いのあるバイク屋さんや 2りんかんのような純正部品を取り扱っている 量販店で購入して下さい。 |
上:F用ペダル 下:X用ペダル 2本のペダルを比較してみると VFR800X用のをそのまま使えない事も無さそうなんですが 長さや角度が違うので 操作性は確実に変わってきますね。 |
あと、リンク式のシフトペダルに変更するにあたり 90505-MBW-000のシフトペダルワッシャーと 94103-08000の分厚いワッシャーが必要です。 ちなみにVFR800Xでは最初からリンク式なので この部品を使い回す事になっているので VFR800X用のクイックシフターには付属していません。 |
次はVFR800Fに合わせてシフトロッド(タイロッド)を 適切な長さの物に交換します。 今回使ったのはホンダ純正部品の90165-MGY-D20で VFR800X用のシフトロッドですね。 そのシフトロッド用の正ネジナットと逆ネジナットである 90201-700-000 と 94002-060200Sを用意しました。 ちなみに2個のナットは クイックシフターに装着しているナットが使えるので 要らないっちゃ要らないんですけどね・・ |
まず最初に行う作業は クイックシフターのケーブルに印を入れます。 まずはケーブルの根元から 85ミリの地点に印を入れておきます。 |
マニュアル通りにするなら 次は200ミリ地点に印を入れますが 今回はこの印を無視して配線を固定しています。 写真では分かりやすくしっかり印を付けていますが 点くらいの小さい印で大丈夫ですよ。 |
それでは作業編ですが まずは写真のように車体左側の アンダーカウルを外す必要がありますし ミドルカウルから適当にボルト類を抜いて ミドルカウルの下半分が浮く状態にしておきます。 もちろん完全に外した方が作業性は良いのですけどね・・ カウルの取外し作業の詳細は ここのページで掲載しているので今回は省略しますよ。 今回は写真を見やすくする為に ミドルカウルを外した状態で作業を行っています。 |