HONDA VFR800F USB電源の取付 Vol.2 |
それでは汎用品のデイトナUSB電源を VFR800F専用のUSB電源にする為に 車体にダイレクトに接続出来るようにします。 デイトナのUSB電源は2分割の構造になっていて 右半分の末端にはバッテリーに直接接続するように 丸型端子が取り付けてあります。 今回は車体のACC電源にダイレクトに接続する為 右半分の所にあるヒューズと丸型端子は必要ないので 左側半分だけを使います。 |
車体の040型4Pコネクターに接続させる為 オスコネクターと040型のオス端子を用意します。 写真左がメス(車体側)で右がオスになります。 |
これが040型のオス端子で 防水タイプだとワイヤーシール(防水キャップ)が付属します。 |
これが今回USB電源に取り付ける 新品の040型コネクターのオス側ですが このように初めは白いロック機構が浮いているので 裏側から040型端子を押し込みながら 白い部分を押し込みロックさせて端子を固定します。 |
これは車体から取り出した040型コネクターのオスで キャップ代わりに使われていた物ですが 一度でもメス側のコネクターに接続してしまうと 白い部分が押し込まれてロックが掛かってしまいます。 つまり、車体に取り付けられていた オスのコネクターは利用出来ないのです。 メス側はロック部分が別体な為 後からでもロックを解除する事が可能なのですが オス側は一度ロックされると元に戻す構造にはなっていません。 それでも矢印の穴に突っ込んで 手前に引き出すような形状の工具があれば 無理矢理にでもロックを解除出来るんですけどね・・ |
それではUSB電源の仕様を変更する作業を行いますが まずはセンター部分にあるコネクターの根元を ニッパーでカットします。 |
銅線部分が短いと端子が取り付けにくいので 外側にある黒い被服を剥きます。 電工ペンチのワイヤーストリッパー部分を使い 被覆の回りに一周切り目を入れます。 |
その切り目から末端に向かって カッターナイフで切り目を入れると被覆が剥けます。 これで端子を取り付ける為の 銅線の長さを確保出来ました。 |
先にワイヤーシールを銅線に通しておきます。 |
電工ペンチのワイヤーストリッパー部分を使って 銅線の末端の被覆を3~4ミリほど剥きます。 |
これで端子を取り付けで出来る状態になりました。 |
電工ペンチを使って040型コネクターをかしめますが 040型端子はとても小さいので 小型の電工ペンチしか対応出来ませんよ。 まあ、仕上がりは汚くなりますが ラジオペンチでもかしめる事は出来ますけどね・・ |
端子の後ろ側はワイヤーシールと共に固定します。 |
あとはメスの4Pコネクターの裏側から 端子を押し込んでロックさせますが 写真を参考にして 端子を固定する位置を間違えないように気をつけます。 ワイヤーシール部分が入りにくいので 適当な小さい工具で押し込んで下さい。 |
これでVFR800F専用のUSB電源になりました。 |