HONDA VFR800F USB電源の取付 Vol.2

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デイトナUSB電源93039

それでは汎用品のデイトナUSB電源を

VFR800F専用のUSB電源にする為に

車体にダイレクトに接続出来るようにします。

デイトナのUSB電源は2分割の構造になっていて

右半分の末端にはバッテリーに直接接続するように

丸型端子が取り付けてあります。

今回は車体のACC電源にダイレクトに接続する為

右半分の所にあるヒューズと丸型端子は必要ないので

左側半分だけを使います。

 
住友040型4Pメスオスコネクター

車体の040型4Pコネクターに接続させる為

オスコネクターと040型のオス端子を用意します。

写真左がメス(車体側)で右がオスになります。

 
防水型040型オス端子

これが040型のオス端子で

防水タイプだとワイヤーシール(防水キャップ)が付属します。

 
VFR800F(RC79)アンダーカウル脱着

これが今回USB電源に取り付ける

新品の040型コネクターのオス側ですが

このように初めは白いロック機構が浮いているので

裏側から040型端子を押し込みながら

白い部分を押し込みロックさせて端子を固定します。

 
VFR800F(RC79)4P電源取り出しハーネス

これは車体から取り出した040型コネクターのオスで

キャップ代わりに使われていた物ですが

一度でもメス側のコネクターに接続してしまうと

白い部分が押し込まれてロックが掛かってしまいます。

つまり、車体に取り付けられていた

オスのコネクターは利用出来ないのです。

メス側はロック部分が別体な為

後からでもロックを解除する事が可能なのですが

オス側は一度ロックされると元に戻す構造にはなっていません。

それでも矢印の穴に突っ込んで

手前に引き出すような形状の工具があれば

無理矢理にでもロックを解除出来るんですけどね・・

 

それではUSB電源の仕様を変更する作業を行いますが

まずはセンター部分にあるコネクターの根元を

ニッパーでカットします。

 

銅線部分が短いと端子が取り付けにくいので

外側にある黒い被服を剥きます。

電工ペンチのワイヤーストリッパー部分を使い

被覆の回りに一周切り目を入れます。

 

その切り目から末端に向かって

カッターナイフで切り目を入れると被覆が剥けます。

これで端子を取り付ける為の

銅線の長さを確保出来ました。

 
VFR800F(RC79)オプション4Pカプラー

先にワイヤーシールを銅線に通しておきます。

 
VFR800F(RC79)ACC電源分岐

電工ペンチのワイヤーストリッパー部分を使って

銅線の末端の被覆を3~4ミリほど剥きます。

 

これで端子を取り付けで出来る状態になりました。

 

電工ペンチを使って040型コネクターをかしめますが

040型端子はとても小さいので

小型の電工ペンチしか対応出来ませんよ。

まあ、仕上がりは汚くなりますが

ラジオペンチでもかしめる事は出来ますけどね・・

 

端子の後ろ側はワイヤーシールと共に固定します。

 

あとはメスの4Pコネクターの裏側から

端子を押し込んでロックさせますが

写真を参考にして

端子を固定する位置を間違えないように気をつけます。

ワイヤーシール部分が入りにくいので

適当な小さい工具で押し込んで下さい。

 
VFR800F専用USB電源

これでVFR800F専用のUSB電源になりました。

 

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