電子制御系
ABSキルスイッチ | あえて純正配線のバイパスを避けてます・・ |
サイドターンする前にいちいちヒューズを抜いたり差したりして ABSを解除するのは面倒だし ずっと解除してるとABSとブレーキのワーニングランプが 非常に目障りです・・ということで・・ いつでもどこでも好きなときにABSをオンオフ出来るスイッチを製作。 使った材料
ミニ平型ヒューズ 10A×2個
配線コード×1.5M
ハンダが出来る環境・・ 構造はいたって簡単・・ヒューズを改造してそこからスイッチと まずは10Aヒューズの中をニッパで潰して絶縁状態にします。 このやり方のメリットは、他の車で使いたい時でもそのまま スイッチを持っていってヒューズを差し替えるだけで使えます!(ナビのゴリラみたいだね) 違うヒューズの場所に差し替えるだけで、違う機能のスイッチに早変わり!
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↑構造はいたってシンプル。 中学生レベルのはんだテクがあれば作れます。 ↑こんな感じで元の場所に差し込むだけで 簡単に接続できま~す♪ ↑純正のスイッチ穴にスッキリ収納。 もちろん走行中でもオンオフ出来ます。 この純正スイッチサイズのスイッチは カー用品店やホームセンターの 車コーナーなどで売ってます。 |
補足・・ EBDとPバルブ(プロポーショニングバルブ)の話 最近のクルマは、ABS+EBDという仕様が非常に多くなってきましたね。 しかも、それをさらに進化させたスピン防止装置が付いてきたりもします。 EBDは、前後ブレーキの油圧配分を最適に配分する電子制御装置です。 Pバルブは、バルブによって機械的に後輪への油圧の流れを弱めて 後輪ロックを防ぐという従来のクルマのやり方ですね。 つまりEBDで制御されているクルマにはPバルブがついていません。 EBDはABSとセットなので、ABSを解除するとEBDも解除されます。 つまり、ABS+EBDのクルマでABSを解除すると 前輪と後輪のブレーキバランスがほぼ50:50になり、後輪がかなりロックしやすくなるという事です。 しかも、このスイフトの後輪はドラムブレーキ・・教習所でも習う事ですが ドラムブレーキは、前輪のディスクブレーキより遙かに制動力が高いのでロックしやすいのです。 試しに直線で強めにブレーキを踏むと、明らかに後輪が先にロックしてクルマが暴れます。 つまり、少しでもステアリングを切った状態だと簡単にクルマは横を向きます。 いわゆる直ドリ状態ですね。 初心者の方だとスピンしてしまうかもしれません・・これは非常に危険ですね。 サーキットでは、コーナーの進入時に強めにブレーキングしながら突っ込んでも フロントタイヤへの制動による負担が減っているので、かなり気持ちよく旋回出来ました。 まあ高速コーナーでは、かなり繊細なブレーキングを要するようになると思いますけど 低中速コーナーの多いミニサーキットやジムカーナでは、かなり旋回が楽になります。 ある程度速度が乗っていると、サイドブレーキを使わなくてもスピンターン出来ますよ。 つまりステージによってABSを使い分けると、速く走れるきっかけになるかもしれませんね。 |