SUZUKI SV650 エンジンオイル交換 Vol.1 |
今回はSV650のエンジンオイルとオイルフィルターを交換しますが まずは必要なアイテムとして・・ エンジンオイル1L缶×3本 エンジンオイル交換のみだと2.4Lで オイルフィルターを交換する場合は2.75L必要です。 今回は在庫しているホンダ純正の100%合成油を使いました。 オイルドレンワッシャー(純正型番:09168-12002) スズキ純正品でなくても 12mmのドレンワッシャーなら何でも使えますよ。 オイルフィルター(純正型番:16510-07J00) カートリッジ式のフィルターで 各社から互換品が発売されていますが その時々でもっとも安いフィルターを買っています。 それと廃油を処理する為に 2.5Lサイズの廃油処理ボックスを用意します。 オイルフィルターを交換した場合は 若干容量が足りないのですが キッチンペーパーやティッシュなど オイルを吸収する適当なゴミを入れると何とかなります。 |
それでは作業編ですが エンジンオイルのドレンボルトはここにあるので 車体左側から作業を行います。 走ったすぐ後にオイル交換をするのは 火傷のリスクがあるので危険ですし マイナスの気温など極端に寒い季節でない限り 予めエンジンオイルを暖める必要はないと思います。 |
エンジンオイルを抜く前に 車体右側にあるオイルフィラーキャップを外しておくと 大気圧が掛かるのでより勢いよくオイルが排出できますよ。 |
それではまず14ミリの工具を使って ドレンボルトを半周ほど緩めます。 |
それから真下に5Lサイズ程度のオイル受け皿を置いて あとは素手でドレンボルトを外します。 直接、下にオイル廃油ボックスを置いても良いですが 高さがあるので作業性は少し悪くなりますね。 絶対に手をオイルで汚したくない場合は 使い捨ての手袋を使って下さい。 |
排油口は車体の真下に向かっているので 廃油の流れる軌道は予想しやすいですね。 |
オイルを排出している間に オイルドレンボルトのドレンワッシャーを新品に交換します。 ドレンボルトは鉄粉を付着させるマグネット付きなので とりあえずペーパータオルで奇麗に清掃してから 潰れた古いドレンワッシャーを外します。 |
まずは出来るだけしっかりワッシャーを掴める ウォーターポンププライヤーやラジオペンチ等を使って ワッシャーを横から掴むのですが 力を入れすぎるとワッシャーが変形して外れにくくなるので 適度にワッシャーを掴みながらボルトを回して外します。 |
スズキ純正のドレンワッシャーは外しにくい事もあり 今回はM12のホンダの純正ドレンワッシャーを使いました。 |
オイルがポタ、ポタ程度しか落ちてこなくなったら ペーパータオルで廃油口を拭いてから 素早くオイルドレンボルトを元に戻しますが とりあえず素手で締められる所まで締めます。 |
仕上げに工具を使って1/8回転ちょい締めます。 規定締め付けトルクは21N-mですが 規定トルクはあくまでオイルがドレンワッシャー等に 付着していない時のトルクなので オイル等でワッシャーとエンジンとの間の摩擦抵抗が 軽減している状態では締め付け過ぎてしまう事があります。 オイル交換のみの場合はVol.3まで飛んで下さい。 |