SUZUKI SV650 シートのクッション追加 Vol.2 |
ゲルザブSをしっかりシートに取り付けるには 出来るだけ薄い両面テープを使うのがベストなので ニットーの両面テープが適しているのですが 今後、ゲルザブを剥がしたい時には 確実にシートのウレタンごと剥がれてしまうので あまりお勧めは出来ません。 なのでズレ防止の為に両面テープを使うなら 四隅の一部に貼るなど 最小の面積に止めておいた方が良いですね。 基本的に両面テープを使わなくても ゲルザブとウレタンの摩擦抵抗だけでもズレにくいです。 |
ゲルザブを仕込んで表皮を元に戻します。 |
タッカーを使ってステープルを打ち直し 表皮を元に戻しますが タッカーに付属しているステープルは 大抵が一般的な10mm足の長さのステープルなんですが 10mmだとシートの外に飛び出してしまう可能性があるので バイクのシートには6mm足の長さのステープルを使います。 |
それではタッカーにステープルをセットして 打ち付けていきますよ。 |
ステープルを打ち込む場所は 基本的に元々ステープルが打ってあった場所なんですが 当然、ゲルザブ分の厚みが増したので 同じ場所だと表皮の張り感がよりパツパツになります。 なので少し緩めの純正シートと同じ張り感にするなら 表皮に穴が空いている5ミリほど外側に打ち込みます。 タッカーを打ち込むコツはタッカーに体重を乗せて シートに押し込みながら打ち込む事です。 作用反作用の関係なので 少しでもタッカーを打ち込む力に負けてタッカーが浮いてしまうと ステープルは入っていかないですよ。 なので体重を乗せやすくする為にも 部屋にシートを持ち帰って 床にシートをおいて作業を行った方が良いですね。 |
ステープルを打ち終わりましたが 今回はあえて元々固定されていた場所と同じ所に ステープルを打ち込んだので より張り感が強いパツパツ状態にしてみました。 |
シートを車体に戻せば作業終了です。 表皮を張り気味のパツパツに仕上げるメリットとしては 両面テープを使わなくてもゲルザブがズレにくくなるというか まずズレることは無いと思います。 逆にデメリットとしては ゲルザブが入っている事が外からでも分かる事ですね。 実際に乗ってみると まるで別物のシートに交換したかのような 乗り心地になったので もうノーマルシートには戻れないと思います。 気になる足つき性ですが 感覚的にはシート高が5ミリ上がったかどうかという印象でした。 シート高が上がったことはデメリットだけでなく ステップまでの距離も感覚的に5ミリほど広がった事で 足の窮屈さも少し改善されるので ちょい乗りに最適な仕様から より長距離を走るのに最適化された感じになりました。 |
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