次は0-100Km加速のグラフです。
シグナスグリファスのページでは
他メーカーの車両との比較を載せているので
今回はヤマハのスクーターに限定したグラフを載せています。
NMAX2型の0-100Km/hのタイムは22.5秒(黒線)でした。
まずは先代の初代NMAX(青線)との比較ですが
最終的には初代のNMAX1型に負けてはいるものの
これはミドルスクリーンが付いたNMAX1型なので
空気抵抗が軽減されている事から
時速80Km/hあたりからそのパフォーマンスが発揮され
時速90Km/hからはさらに空気抵抗の差が大きくなるので
90Km/hを境に2型を追い抜いているのが分かります。
ただ、時速80Km/hまでは
SEG6JのNMAX2型が明らかに速い事が分かるので
NMAX2型にもスクリーンを付けてしまえば
NMAX1型では2型に追いつけない事は容易に想像が付きますね。
次は同じエンジンを積む
シグナスグリファス(赤線)との比較ですが
時速70Km/hあたりまではほぼ同じ加速力で
そこから少し差が出るのですが
最終的にはほぼ同じタイムでゴールしています。
NMAXとグリファスは同じエンジンでも
グラフを見ると微妙に加速特性の違いが現れているのですが
走りの違いが生まれる要素としては
後輪のタイヤ外径がNMAXの方が大きい事や
その差を無くす為なのか
NMAXの方がグリファスよりも
1g軽いウェイトローラーが使われています。
もちろん車体自体の空気抵抗の差もあると思われるので
それらの要素がグラフに現れているのだと思います。
ちなみに空冷エンジンが使われている
シグナス4型(オレンジ色)の加速力が異常に速いのは
当然ノーマルなんですがCVTのセッティングが
燃費を無視した極めてレーシングな設定になっているからですね。
ただ、エンジン自体の出力は
NMAXの水冷エンジンよりも非力なので
時速90Km/hあたりからの加速力が
急激に落ちているのが分かります。 |