シグナスグリファス 動力性能の検証 Vol.1 |
今回はシグナスグリファスのエンジン性能に的を絞り 動力性能を検証します。 |
最高速度 |
まずは最高速度ですが 体を伏せずに一般的な運転姿勢で走ると メーター読みで時速103Km/hで GPSの速度計では約94Km/hでした。 やはり他の車両の平均的なメーター誤差から比べると 若干ハッピーメーター気味ですね。 ギア比的には最高速度が出ている時のエンジン回転数は 8500回転~9000回転未満なので 125ccクラスのスクーターの中では少し低めで ハイギヤード寄りの設定ですね。 |
0-100Km/h加速 |
次は0-100Km/h加速のデータをグラフにしています。 単位は縦が秒で横が速度です。 主にノーマルのシグナスグリファス(黒線)と チューニングしたグリファス(赤線)のデータを掲載しましたが エンジンや駆動系の進化を知る為にも 同じ水冷エンジンを搭載していた先代モデル(1型)の NMAX(スクリーン付き)のデータも掲載しました。 まずはノーマルのシグナスグリファスですが 0-100Km/h加速は22.2秒でした。 ハッピーメーターを考慮したとしても24秒以内には到達するので 125ccクラスのスクーターとしてはかなり優秀な結果ですね。 1型のNMAXと比較すると スクリーンによって空気抵抗が軽減されているので 時速90Km/hからの加速力では負けていますが スタートダッシュ時から時速80Km/hまでの 実用的な加速域においては 全体的にパフォーマンスが向上している事が分かりますね。 そして吸排気系、駆動系、専用開発したスクリーンを装着し チューニングしたシグナスグリファスでは 0-100Km/h加速のタイムが14.7秒という事で ハッピーメーターを考慮したとしても15秒台に入ります。 これは想像以上に速い結果で ちょっとビックリしています。 |
カスタム時の最高速度 |
次は主にスクリーンを取り付けマフラー等による吸排気系と プーリー交換によるギア比の最適化を行ったグリファスですが 最高速度はメーター読みで116Km/hで GPSの速度計では約106Km/hを記録しています。 これは125ccクラスのスクーターにおいて 歴代トップの動力性能です。 |
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