次は、STIレバーに付属しているブレーキワイヤーを接続します。

STIレバー付属のアウターケーブルとアウターキャップは

太い方がブレーキワイヤー用で細い方がシフトケーブル用です。

以前に使っていたアウターケーブルの長さに合わせて

新しいアウターケーブルをカットします。

10速も11速もケーブルのサイズは同じなので

めんどくさい場合は、以前のアウターケーブルを

そのまま使い回しても良いですよ。

出来るだけ切れ味の鋭い大きなワイヤーカッターで

アウターケーブルをカットする事で断面を綺麗に出来ます。

カットした断面が出来るだけ正円になるように

ペンチで形を整えたり、千枚通しを突っ込んで切り口を整えます。

ここが一番の重要ポイントで、少しでも変形していると

ワイヤーと干渉して抵抗になり

ブレーキのフィーリングに影響しますよ。

出来るだけ綺麗に処理したいですね。

スプレータイプのグリスをカットしたアウターケーブルの中に

吹いておくと、よりスムーズなレバーのフィーリングになります。

スプレータイプのグリスが無い場合は

ケーブルをグリスに浸しながら作業すると

ブレーキのフィーリングが良くなりますよ。