ロードバイクの組立 12.フロントディレイラーの調整5 |
ワイヤーが張れたのでディレイラーを アウターリング側に移動(シフトアップ)させます。 リアディレイラーと違って、少し速めにペダルを回さないと 上手くシフトアップ出来ないですね。 アウターリング側の可動範囲は 矢印のプラスネジで調整します。 こっちは、インナーリング側と違って ワイヤーの張り具合でディレイラーを調整します。 矢印のプラスネジで ディレイラーの可動範囲の最大値を大きくしても ワイヤーが張れていないとディレイラーは そこまで動く事ができません。 |
フロントディレイラーのワイヤーの張り具合は ワイヤーの途中にあるダイアルで調整します。 上手くギアチェンジが出来ない時は ワイヤーが張りが足りないか ディレイラーの可動範囲を 調整するプラスネジが締まっていて 可動範囲が狭くなっているかのどちからです。
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アウターリングにシフトアップできたら リアスプロケットを 外側の一番小さい歯車(トップギア)にギアチェンジします。 その状態で、手でペダルを回し チェーンがフロントディレイラーの外側のプレートに 干渉していないかどうかを見ます。 干渉するかしないかくらいがベストでなので ワイヤーを張るダイヤルで調整します。 ワイヤーを張ると ディレイラーが外側に移動していき チェーンから離れていきます。 ワイヤーを張ってもディレイラーが動かない場合は 可動範囲が制限されているので プラスネジを少し緩めてから ワイヤーを張ってディレイラーの動きを見ます。 離しすぎてもチェーンが脱落しますし 干渉させると駆動ロスになります。 シャッシャッシャッっとディレイラーに チェーンが当たる音がしない程度に密接させます。 以上でフロントディレイラーの調整は完了です。 |
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