Mazda ND ロードスター 強化ドアウェッジ Vol.3

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ほとんど接地していなかった運転席の

強化ドアウェッジの底に3ミリ厚のゴム板と

0.5ミリ厚のアルミ板を2枚敷き

ドアが締まらなくなる一歩手前まで調整してみました。

助手席側よりもクッキリとネジの跡が

深く付いているのが分かりますね。

運転席側に合わせるべく助手席側にも

数ミリのゴム板で底上げしました。

とにかくドアウェッジに付いたネジ跡を見ることで

左右均等に接地させるように厚みを調整します。

 

アルミ板を直接ボディに固定すると

ボディ側に傷が付く恐れがあるので

必ずゴム板の上に挟んだ方が良いですね。

もちろん底上げすればするほどドアの閉まりが悪くなるので

ドアの閉まり具合の良さを優先するか

剛性アップを優先するかは好みで厚みを選んでください。

ドアが閉まるかどうかのギリギリな厚みにしても

ゴムの特性上、ドアを閉めた状態だと

ゴムに常に圧力が掛かった状態になるので

一週間ほど経つとゴムが縮んで

ドアの締まり具合が少し回復しますので

ボディ剛性を重視するなら

最初からドアが閉まるギリギリを狙った方が良いですね。

 

Odula(オーバードライブ) 強化ドアウェッジのインプレッション

86(BRZ)でもTRDのドアスタビライザーが話題になっていましたが

今回替えたのはただのゴムですよ。

ゴムでドアを押さえて本当に効果があるのかどうか

非常に疑わしい目を向けながら取り付けた訳ですが

もう少しで20年になる私のチューニング至上

もっともハンドリングに影響するアイテムと言って良いほど

ステアリングレスポンスがかなり過敏になりました。

ガチガチにリアショックの減衰力を上げるよりも

リアスタビライザーを固めるよりも

何よりも先にステアリングを切った瞬間に影響する感じで

とにかくステアリングレスポンスが鋭くなりました。

ボディのセンター部分での捻れが少なくなった事で

前後のタワーバーの効果がより発揮出来るようになったので

より急激に変化したのだと思われます。

今まではステアリングレスポンスを上げる為に

乗り心地を犠牲にしてまでも

リアショックの減衰力を上げていましたが

この強化ドアウェッジを入れる事によって

乗り心地を重視したセッティングにしても

鋭いステアリングレスポンスを確保出来るようになったので

運転する面白さと乗り心地の良さを両立する事が出来ました。

このアイテムの凄い所はコーナーリングだけでなく

直線を走っている時のハーシュネスも向上していて

ロードスターがちょっと高級な自動車に近づきました。

ハーシュネスに関しては

センター部分のボディの捻れ剛性が上がったのも確かですが

左右のドア自体が震えなくなった事も総じて

屋根が付いたんじゃないかと思うくらい

上質な走りになりました。

私はボディ剛性を優先したので

ドアを閉める時に以前よりも少し力を入れる必要がありますが

ドアを締めた時のドン!の音が

まるでドイツ車のような低い重厚な音になった事も

ロードスターを少し高級な自動車にしてくれます。

86を所有していない私にも

TRDのドアスタビライザーの話は知っていたので

あれだけ話題になった意味がよく分かりました。

結果的には、ゴムでもドアウェッジとドアの

クリアランスをしっかりつめる事で十分効果が体感出来ました。

むしろゴムを使うくらいがドアのヒンジ部分に

過度な負荷を与えない為にも

ちょうど良いのかもしれませんね。

 

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