86(BRZ)でもTRDのドアスタビライザーが話題になっていましたが
今回替えたのはただのゴムですよ。
ゴムでドアを押さえて本当に効果があるのかどうか
非常に疑わしい目を向けながら取り付けた訳ですが
もう少しで20年になる私のチューニング至上
もっともハンドリングに影響するアイテムと言って良いほど
ステアリングレスポンスがかなり過敏になりました。
ガチガチにリアショックの減衰力を上げるよりも
リアスタビライザーを固めるよりも
何よりも先にステアリングを切った瞬間に影響する感じで
とにかくステアリングレスポンスが鋭くなりました。
ボディのセンター部分での捻れが少なくなった事で
前後のタワーバーの効果がより発揮出来るようになったので
より急激に変化したのだと思われます。
今まではステアリングレスポンスを上げる為に
乗り心地を犠牲にしてまでも
リアショックの減衰力を上げていましたが
この強化ドアウェッジを入れる事によって
乗り心地を重視したセッティングにしても
鋭いステアリングレスポンスを確保出来るようになったので
運転する面白さと乗り心地の良さを両立する事が出来ました。
このアイテムの凄い所はコーナーリングだけでなく
直線を走っている時のハーシュネスも向上していて
ロードスターがちょっと高級な自動車に近づきました。
ハーシュネスに関しては
センター部分のボディの捻れ剛性が上がったのも確かですが
左右のドア自体が震えなくなった事も総じて
屋根が付いたんじゃないかと思うくらい
上質な走りになりました。
私はボディ剛性を優先したので
ドアを閉める時に以前よりも少し力を入れる必要がありますが
ドアを締めた時のドン!の音が
まるでドイツ車のような低い重厚な音になった事も
ロードスターを少し高級な自動車にしてくれます。
86を所有していない私にも
TRDのドアスタビライザーの話は知っていたので
あれだけ話題になった意味がよく分かりました。
結果的には、ゴムでもドアウェッジとドアの
クリアランスをしっかりつめる事で十分効果が体感出来ました。
むしろゴムを使うくらいがドアのヒンジ部分に
過度な負荷を与えない為にも
ちょうど良いのかもしれませんね。 |