Mazda ND ロードスター バンパーの骨抜き Vol.3

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スティフィナー

バンパーを外すと車体側の低い位置に

スティフィナーと呼ばれている補強材が装着されています。

一見、バンパーを固定している金具のようにも見えますが

バンパーとは完全に独立した金具です。

この金具の役割は、歩行者と衝突した時に

歩行者の足が車両の下に潜り込むのを

防止する為のバンパーの補強材です。

 

スティフィナーは左右に2本のナット(12ミリ)で固定されています。

 
スティフィナー

スティフィナーを取り外してみました。

 

気になるスティフィナーの重量は2302g・・約2.3Kgでした。

アクティブボンネットのセンサーを固定していた

金属よりも重いですね。

つまり、アクティブボンネットのセンサーを固定していた金具と

今回のスティフィナーを外すと全部で3687gになるので

約3.7Kgの軽量化が出来る事になりますね。

これは、NBロードスターの裏バンパー(レインフォース)に

匹敵する重さになるので、NDロードスターの旋回性能を

かなり高めてくれるのですが

なんせ、今回外してみたアイテムは全て

歩行者保護の装備なので、サーキット専用車両以外では

とてもお勧めできるような事ではありません。

 

ちなみにNBロードスターでは、リアバンパーの裏にも

金属のレインフォースが固定されていました。

重量的には、フロントよりもリア側の方が重いのですが

リア側は、トラクションにも寄与しているので

外したとしても良いことだけではないんですけどね・・

 

ちなみにNDロードスターのリアバンパーの裏にも

金属のレインフォースが車体側に固定されています。

フロント側と違って、センサー等は固定されていませんが

リアバンパーを外すには

封印を解いてナンバープレートを外す必要があります。

作業を終えた後には、陸運局の施設に行って

再封印をしないといけないのでめんどくさいですね。

しかし、私が知る上で

このバンパー裏に隠された金属を撤去する事が

ロードスターシリーズに出来る究極の軽量化です。

重量もさることながら、設置されている場所が

思いっきりオーバーハングな場所なので

その軽量化の効果は旋回性能を大幅に高めます。

 

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