Mazda ND ロードスター トー角・ハンドルセンターの調整 Vol.2 |
ロックナットが緩んだらタイロッドを回します。 タイロッドは軽い力で回ってくれます。 |
タイロッドは必ず車体の左側、右側で同じ量だけ回さないと ハンドルセンターがズレますよ。 タイロッドにテープメジャーを当てて タイロッドエンドとタイロッドのマーキングの距離を測る事で 精密にタイロッドの動かした量を測る事が出来ます。 今回は、タイロッドエンドにタイロッドをねじ込む方に5ミリ回して トーイン方向にセッティングしました。 |
車体左側でも、タイロッドエンドにタイロッドをねじ込む方に 5ミリ回してトーイン方向にしました。 |
セッティングが完了したら最後にロックナットを締めて固定します。 |
それではフロントホイールのトー角を測ってみます。 左右のタイヤの溝から溝の距離を前後で測って その距離の差で簡易的にトー角を測る事が出来ます。 コツとしては必ず前後左右同じ高さから測定して 毎回同じ場所で測ります。 タイロッドでトー角を修正する前に ノーマルの状態を記録しておいた方が良いですね。 |
測定結果・・ ノーマルサスペンション時:5ミリトーイン 35ミリ車高ダウン時:6ミリトーアウト 修正後:1ミリトーイン つまり、左右でタイロッドを5ミリ回すと 約7ミリ動くって事になりますね。 このトー角の数値は、人が乗っていない状態の数値なので 人が乗ると車体が沈んでトーアウト側に向かいます。 つまり、人が乗った時にちょうどトーイン・トーアウトを プラスマイナスゼロに設定するには 少しだけトーインにする必要がありますね。 |
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