YAMAHA MT-09 エンジンスライダーの取付 Vol.1 |
今回はMT-09にエンジンスライダーを取り付ける作業です。 何とかしてみたいと思います。 という事で今回用意したアイテムは デイトナのエンジンスライダー(91609)です。 デイトナのスライダーには2種類あり スライダー部分が短いタイプが96145で 今回選んだ91609はスライダー部分が長いタイプです。 |
デイトナのエンジンスライダーの重量を調べてみると201gでした。 これにはボルトが含まれていませんが ボルトは車体のボルトと入れ替えて使うので 左右合わせて400gちょいくらいの重量増になりますね。 1Kg以上は余裕で重くなるエンジンガードと比べると この軽さがエンジンスライダーの最大のメリットですね。 |
それでは早速作業編ですが まずは先にやっておいた方が良い作業として ステッカーの貼り付け作業ですね。 車体に取り付けてしまうと作業がしにくいので ステッカーを貼りたい場合はここで一周巻くように貼り付けます。 あとはスライダーの仮組みです。 というのもスライダー本体は同じサイズなのですが 左右で10ミリだけ六角ボルトとスペーサーの長さが違うので 間違えないように仮組みしておきます。 写真左が長いボルトと長いスペーサーの組み合わせで 車体左側に取り付けます。 つまり、左長い、右短いと覚えておきます。 |
次は車体の所で作業を行いますが エンジンとフレームを繋いでいるボルトを外すという事で 車体左側から油圧ジャッキ等で エンジン(エキパイ)をほんの少しだけ下から支えて サイドスタンドと後輪に車体の重みを分散させます。 今回はエンジンガードではなくスライダーなので 片側一本ずつボルトを外して交換すれば まずエンジンがズレることは無いので 油圧ジャッキが近くにあればやっておいた方が良い程度で 今回は必ずこれをやる必要は無いですね。 そもそもエンジンの重みが外すボルトに乗っている状態だと 抜くのが相当硬くなるので ボルトを外す時の硬さで外して良い状態かどうかが分かります。 なので万が一、ボルトを抜く時に重い場合は 下から油圧ジャッキでエンジンをほんの少しだけ持ち上げる事で ボルトの重みが抜けて素手で簡単に外せるようになります。 |
それでは車体右側を例にスライダーを取り付けますが まずはここのエンジンマウントボルトを外します。 |
ボルトはそこまで硬くないので 一般的なサイズのラチェットハンドルで外せますよ。 まあ、エンジンの重みがボルトに 乗ってなかったらの話ですけどね・・ |
車体右側のフレームボルトには ワッシャー付きのキャップボルトが使われていますが 車体左側とは違うボルトなので 元に戻す時は間違えないように・・ まあ、元に戻す時はまず無いと思いますけど。 |
仮組みしておいたボルトとスペーサーが短い方の エンジンスライダーを取り付けしますが ボルトまでの距離が長いのでエクステンションバーと 14ミリの六角ソケットを組み合わせて使います。 締め付けトルクは60N-mです。 |
Vol.1 > Vol.2 |