YAMAHA MT-09 ナックルガードの取付作業 Vol.2 |
ナックルガードの角度(高さ)を調整してから キャップボルトを3.8N-mで締め付けていくだけですが グリップを握っている指に 風圧が掛からないようにするのが重要なので 気持ち低めに固定した方が良いですね。 |
グリップとナックルガードのクリアランスですが 車体左側はグリップカツカツで取り付けて良いので M8のワッシャーを1~2枚程度少なめに使う事で 隙間無く固定します。 |
車体右側のスロットルスリーブのグリップは 回転させる必要があるのでワッシャーを多めに噛まして グリップとナックルガードが触れないように固定します。 |
アームの角度を変えられるタイプなので レバー類に干渉しないように角度を調整し 関節部分のキャップボルトを軽く増し締めしておきます。 |
角度を調整しましたがアーム長さも MT-09に丁度良い感じですね。 |
左のクラッチレバー側も問題ありませんでしたが ビジュアルを気にするなら 左右で同じ角度になるように合わせた方が良いですね。 |
アームに関節部分がある為 強い風圧にさらされたり、そこに振動が加わったりすると ナックルガードが少しずつ動いて レバーに近づいてくるので 関節部分のボルトは強めに締め付けたい所なんですが なんせ樹脂製なので割れる可能性がある訳ですよ。 そこで絶対に動かないように固定させたい場合は ネジを一端外してから この折り重なっている部分に瞬間接着剤を流し込み 再び角度を調整してからネジで軽く固定し直します。 |
という事でナックルガードの取付が完了しました。 大きなサイズのナックルガードなので グリップ全体をしっかりカバー出来ています。 取り付ける車体を選ぶのですが そもそもMT-09はオフロード車みたいなルックスですし 奇抜な顔なので違和感が無いですね。 |
ちなみにシンプルなタイプのナックルガードでも ネジ穴部分の仕様は全く同じなので 同じ取付方法で固定出来ました。 |
今回取り付けたナックルガードは ベンチレーターの穴が空いていないので 風防効果が大きい所が特徴なのですが 夏場は手に全く風が当たらないので 手袋をしていると蒸れやすくなります。 しかし、一度取り付けてしまえば ワッシャーの枚数調整や角度の調整は必要なく 脱着自体は2分程度あれば行えるので 気温や季節に合わせて外したり付けたりしても良いですね。 |
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