YAMAHA MT-09 USB電源の取付 Vol.1 |
今回はMT-09にUSB電源を取り付ける作業です。 スマートフォンをナビ等に利用する現代では 何をするにもUSB電源が必要という事で 最初にやっておきたい作業ですね。 という事で今回用意したアイテムは デイトナのUSB電源(93039)です。 バイクの見た目に生活感を出さない為にも シンプルな1ポートタイプを選びました。 |
スマホを固定する為のホルダーを先に取り付けておきます。 今回使ったのはロードバイクでおなじみ ミノウラのスマホホルダー(iH-220-STD)で 全ての車両に取り付けている 信頼性の高いスマホホルダーです。 |
MT-09のハンドルバーは オフロード車でよく使われている太めの28.6mmなので 予めもっともクランプを緩くした状態で 付属の薄いタイプの傷つき防止シートを ハンドルバーに巻いてからクランプで固定します。 |
それから六角レンチを使って 少しだけ締め付けるだけでしっかり固定されます。 |
後は付属のアーム類を使って 所有しているスマホのサイズに合わせて取り付けます。 とりあえずこれでスマホが置けるようになりました。 |
次はキーを捻った時だけ通電するACC電源の確保です。 まずはプランAとして シート下からACC電源を確保してみますが 矢印のテールランプから分岐する方法が簡単で確実ですね。 |
コネクター・端子・ケーブルを組み合わせて 分岐ハーネスを作っても良いのですが 今回はキタコから発売されている 電源取り出しハーネス(756-9000200)を使って手抜きをします。 大量生産するならハーネスを自作した方が確実に安いのですが 一つだけ分岐ハーネスを作るとなると微妙ですね。 |
こんな感じでテールランプのコネクターを外し 間に電源取り出しハーネスを挟む事で ギボシ端子からACC電源とマイナス(アース)を取り出せます。 |
次はプランBとして ヘッドライト裏に用意されたDCジャックから ACC電源を確保します。 UBS電源はハンドルバーに取り付けるので 位置的にもこっちの方が近いので適していますね。 という事で今回はプランBを選びたいと思います。 |
まずはヘッドライトフロントカバーを外すので 頭の所にある六角ボタンボルトを2本外しますが ワッシャーも付いているので落として無くさないように・・ 取り付け時の締め付けトルクは4.3N-mです。 ちなみに手前にある2本のボタンボルトは カバー自体にウェルナットで固定されているだけなので 外しても意味がありません。 |
次はカバーの下側にある2本の六角ボタンボルトを外します。 取り付け時の締め付けトルクは1.5N-mです。 あとはグロメットに刺さっているだけなので カバーを車体前方に引き抜いて外しますが・・ |
ポジションランプの配線が車体と繋がっているので 矢印の所を摘まみながらコネクターを抜きます。 これでヘッドライトフロントカバーが完全に外れました。 |
カバーが外れましたが 左側にDCジャックが用意されているので ビニルテープを剥いて車体から外します。 |
矢印の所を摘まんでキャップを外します。 |
ちなみにプランAの時と同じくハーネスを作らなくても キジマのアクセサリー分岐ハーネス(304-7148)を コネクターに接続するだけで ギボシ端子のACC電源とマイナス(アース)が確保出来ますが 今回はこの分岐ハーネスは使わずに ダイレクトにUSB電源を車体と繋げられるようにします。 |