HONDA モンキー125 ドライブチェーンの交換 Vol.1 |
今回はモンキー125のドライブチェーンを交換します。 チェーン交換は初めての人にとっては ハードルが高そうに思えますが モンキー125のチェーンサイズはちっこい420サイズなので ロードバイクのチェーン交換並に簡単ですよ。 今回用意したアイテムは キタコ(KITACO)のライトウェイトドライブチェーン(534-4201100) で グロム用なので110リンクと120リンクの2種類がありますが モンキー125純正のチェーンは98リンクなので 110リンクで余裕で足ります。 |
箱を開けるとグリス漬けになったチェーンと クリップジョイントが付属しています。 ゴールドの部分のアウタープレートの側面だけでも グリスを拭き取っておくと見た目が良くなりますが グリスはかなり硬めなので拭き取りにくいです。 |
純正のチェーンと同じ長さの98リンクに合わせるなら この時点で上の写真のように110リンクから 12リンク分を切断すれば チェーンの交換作業が非常にスムーズに進みますよ。 リンクの数え方はプレート一枚分で1リンクになります。 チェーン同士を繋げる為にも必ずチェーンの端が インナープレート(シルバーの内側のプレート)に なるようにカットするので2リンク単位で長さを調整する事になります。 今回はスプロケットの歯数を変えている事を前提に 車体に合わせてチェーンの長さを調整する方法で作業します。 |
キタコのライトウェイトドライブチェーン(110リンク)の重さは 下に敷いたペーパーの分を引くと805gでした。 インナープレートに穴が空いていたりと 軽量を謳ったチェーンですが モンキー125の純正チェーンより約14gほど重いです。 |
それではさっそく作業編です。 ドライブチェーンを交換すると たとえ同じリンク数のチェーンに取り替えたとしても 伸びていないのでチェーンの張り調整をする必要があります。 作業をスムーズに行うためにもチェーンを予め緩めておきます。 まずは車体右側にある アクスルシャフトのナット(19ミリ)を緩めます。 完全に外す必要はないですよ。 |
アクスルシャフトが供回りしてナットが緩まない場合は 左側のアクスルシャフトの頭(14ミリ)を 押さえてながらナットを回します。 ちなみにナットを締める時にも供回りする可能性がありますよ。 |
後輪を持ち上げた時に車体をより安定させるには ブレーキロッカーを使ってください。 紐やリピートタイでも代用出来ます。 |
後輪をメンテスタンドを使って持ち上げます。 べつに後輪を持ち上げなくてもチェーン交換は出来ますが 車体を前に動かさないといけなくなるので 広いスペースが必要になりますよ。 後輪を回してクリップジョイントが 作業しやすい所に来るまでチェーンを動かします。 |
チェーンリンクプライヤーを使ってクリップジョイントを外します。 ラジオペンチ等でも代用出来ますよ。 |
こんな感じでクリップがズレて外れるようになります。 |
外側のプレートを外して 裏からリンクプレートを外すとチェーンが切れます。 |