HONDA モンキー125 ドライブチェーンの交換 Vol.2 |
古いチェーンの末端と新しいチェーンを 結束バンドを使って繋げます。 あとは古いチェーンの先端部分を引っ張って 新しいチェーンを通していきます。 黄矢印のフレームの所に チェーンが干渉してキズを付けないように注意してください。 |
新しいチェーンが通ったので結束バンドを切って 古いチェーンと切り離します。 新しいチェーンは地面に付けて汚れないように注意します。 チェーンフィキサー(チェーンフック)を使って 左右のチェーンをつなぎ止めておくと作業が楽になりますよ。 |
左右のスイングアームの末端にあるアジャスター(8ミリ)を回して 後輪を後ろから押して一番前に移動させておきます。 |
車体に合わせてチェーンの長さを調整します。 純正と同じ98リンクの長さのチェーンを使うなら ここの作業は飛ばして下さい。 左右のチェーンをたぐり寄せて インナープレート同士が重なる所のピンに マジックで黒く印を付けておきます。 |
マジックで印を付けた所を チェーンカッターを使ってピンを打ち抜きます。 チェーンカッターの先端がピンの中心を打ち抜けるように 少しずつ手で締めていって位置を調整します。 写真はD.I.D純正のチェーンカッターですが どのチェーンカッターでも同じ原理でチェーンのピンを外します。 ちなみにD.I.D純正の工具の場合 標準が50系のチェーン用に作られているので モンキー125のチェーンで使う場合は 40系(420や428)のオプションパーツを付ける必要があります。 40系のチェーンは安物のチェーンカッターで十分です。 |
最後に工具でネジを回してピンを打ち抜きます。 |
最後まで打ち抜けました。 これで車体に合った長さのチェーンになります。 |
チェーンに付属のクリップジョイントを用意します。 |
ジョイントプレートを使って裏からチェーンを繋げます。 |
そこにプレートを付けてから クリップをチェーンリンクプライヤーを使って固定します。 ここもラジオペンチでも代用出来ますよ。 注意点として、プレートには向きがあるので 文字が書かれている方を表(写真手前)に向けます。 クリップは必ずチェーンの回転方向に対して 逆方向からはめ込みます。 |
これでチェーンの交換作業が完了しました。 |