HONDA モンキー125 リアサスペンションの交換 Vol.1 |
今回はモンキー125のリアサスペンション(ショック)を交換します。 モンキー125のリアショックのスプリングは柔らかくて 非常に乗り心地が良いのですが そのサスペンションにベストマッチする 体重はたぶん65Kgくらいまでで それより重い人間が乗ると 路面によっては簡単に底突きして粗悪な乗り心地になってしまいます。 モンキー125が一人乗りなのも リアサスが柔らかすぎてキャパが無い事が要因だと思われます。 今回その底突きを解消する為に用意したアイテムは YSSのハイブリッドサスペンション(CUB16-HB-330R)です。 330mmのタイプで2本セットで売られていますが ぶっちゃけ激安です。 |
窒素ガスとオイルを使ったハイブリッドショックで 5段階のプリロード調整が出来ます。 正直、2本で1万円以下で売られているリアサスペンションは ビジュアルだけのおもちゃみたいな物がほとんどですが このYSSのショックは別格なので リアサスに不満のある多くの125ccの車両で採用しています。 バネレートは15N/mmと22N/mmのダブルレートで モンキー125純正と比べてバネが少し太くて硬いです。 |
モンキー125の純正リアアショックと 330ミリのYSSのショックを並べてみると 全長はほぼ同じでしたので 交換しても車高の変化はありませんが バネレートが上がっている分だけ 跨いだ時に車体が沈まなくなるので 尻下がり感が少し解消される感じになります。 |
モンキー125の純正ショックの重量は1373gでした。 |
YSSのハイブリッドショックを量ると1310gでした。 わずかながら軽量化出来ますね。 |
それではさっそく取付作業ですが 車体右側のショックから交換します。 というのも左側から交換すると車体の傾き的に スタンドの無い右側に傾いて転倒する可能性があるからです。 まずはマフラーエンドカバーが邪魔になるので 2本のキャップボルト(5ミリ)を外して カバーを車体後方に抜き取ります。 |
マフラーエンドカバーはボルトだけでなく このように裏でグロメットに刺さしてあるので 抜くには少し力が要りますよ。 |
マフラーエンドカバーが外れたら 後はショックの上下にあるナット(14ミリ)を外します。 |
ショックを車体から抜きます。 車体右側のショックはサイドスタンドの傾きの影響もあって どちらかというと伸び気味になっている状態なので シート裏にあるバーを持って少しだけ車体を持ち上げて ショックに車体の重みが掛からないようにしてあげると スムーズにボルトから抜けますよ。 |
右側のショックが抜けました。 ショックが抜けると車体が少し右側に傾くので 車体を倒さないように気をつけて下さい。 |
新しいショックを飛び出した上下のボルトに軽く引っ掛けて 先ほどと同じようにシート裏のバーを持って 軽く車体を浮かせるとスムーズに奥まで刺さりますよ。 ショックに左右の向きはありませんが ステッカーが張られているので ステッカーが車体の外側に向くように取付してください。 |
純正のワッシャーとナットを使って 手で緩く仮止めしておきます。 上側だけワッシャーを2枚使っているので 上下間違えないように・・ |
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