TROMOX MINO-B 信頼性を高める作業集 Vol.2 |
次はおそらくリコールレベルの問題なのですが 致命的な設計のミスから 車体にある充電ソケットはいずれ割れます。 |
この写真の方が分かりやすいと思うのですが ゴムカバーが外れないように 挟んで充電ソケットが固定されているのが分かると思いますが そのゴムカバーの厚みの分だけ 充電ソケットは車体から少し浮いているのにも関わらず 無理矢理車体にボルトで固定してあるので 若干左右のネジ穴部分が下に曲がっていると思います。 今回は充電ソケットと車体の間にワッシャーを挟む事で ゴムカバーの厚み分の隙間を確保します。 |
まずは矢印のプラスネジと六角ボルト、キャップボルトを外し カバーを車体から浮かせます。 |
作業性を最大まで高める為に カバーを完全に外したい場合は ブレーカーを固定している4本のプラスネジも外します。 必ずブレーカーを切ってから取り外して下さい。 ここのプラスネジはブレーカーの反対側に埋め込まれた 小さなナットに固定してあるので ネジを取り付ける時はナットが外れないように 指でナットを押さえながらネジを固定します。 |
ブレーカーを外した場合は 充電コネクターの先にある3Pコネクターを外す事で ラゲッジスペースのカバーを車体から外せます。 |
充電ソケットの裏側にあるナットを押さえながら 表側の充電ソケットの左右にあるプラスねじを外します。 |
今回はM6のプラスチックワッシャーを 片側2枚ずつ挟んで充電ソケットを固定し直します。 |
こんな感じでワッシャーを左右で2枚ずつ上に置いて 充電ソケットを固定し直すだけです。 この作業は充電ソケットが壊れる前に 出来るだけ早くやっておいた方が良い作業です。 |
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